2023 年 3 月。最近 Microsoft と Open AI の話題に事欠かない状況が続いていると感じていたのですが、先日発表された Bing の GPT-4 搭載の話から一夜、今度は Microsoft 365 に Copilot 機能の搭載がアナウンスされました。その名も Microsoft 365 Copilot 。
GitHub Copilot というものが 2 年前に発表され、 1 年前にリリースしていますが、この Copilot シリーズの第 3 段という流れでですね。 ( 2 段はこれまた先日発表された Dynamics 365 Copilot です。厳密には逆かもしれません。 Microsoft 365 Copilot は Ignite 2022 で一部アナウンスされていたものなので。)
今回の発表では Microsoft 365 Apps と Business Chat の枠組みで機能が提供されるとのことが述べられています。
機能の概要は以下の記事を読んでおくと良いでしょう。特に Word から Power Point のプレゼンテーションを作る機能などは活用してみたい機能の一つになりました。
特に組織向けの観点で重要なのはセキュリティではないでしょうか。
これについては、テナント内のデータは大規模学習には利用されない。とあります。
外部向けでは使ってほしくない反面、内部向けには Power Point データなど、活用してほしい面もあるはずなので、うまく両立してほしいところですよね。
この点については、 corpus をどのように用意しているのかという点で以下に記述がありました。
Microsoft 365 の厳格な権限管理ものとでデータが活用される旨が書かれているので、応答には自分の組織内で自分がアクセスできる情報をヒントに作ってくれるということですね。
リリース時期や金額は述べられていませんが、ほかに以下のコミュニティブログも読んでおくと理解が深まりそうです。
なんだかかなり面白そうな感じですよね。
リリースが待ち遠しいです!
音楽:The Garden of everything