いつものように Microsoft 365 管理センターを眺めようとしていたのですが、なぜか上部のアプリランチャーなどが表示されません。
何か更新が入ったのかな?とおもい、メニューを眺めていたところ、正常性の下にソフトウェア更新プログラムという項目が増えていました!
Microsoft 365 アプリ と Windows という 2 つの項目から成り立っています。
ざっと見た限り Microsoft 365 Apps の古いビルドが適用されたデバイスの台数を教えてくれる機能に仕上がっていそうですね。
https://admin.microsoft.com/Adminportal/Home?#/softwareupdates
5 件のセキュリティ脆弱性が古いビルドにはあるから最新のビルドにしておくように。という内容でしょうか。
詳細ボタンを押してみたところ、右側にポップアップして出てくるのですが、残念なことに問題のあるデバイスの情報は拾えないようです。
また、脆弱性の内容なども不明となっていますね。
この機能はまだプレビューなので今後の更新が待たれるところかもしれません。
この機能の説明ではなく、更新の方法などが書かれた docs へのリンクが表示されているため、グループポリシーで PC を一律更新せよということなのかもしれません。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/DeployOffice/updates/update-basics?WT.mc_id=M365-MVP-5002496
続いて Windows タブを見てみましょう。
こちらは情報などはなく、 Update Compliance という機能へのリンクのみとなっています。 Windows Update for Business に関する記述があるので、その一環の機能なのでしょうか。
設定の構成を行う ボタンを押すと、この Update Compliance が Azure の機能であることが分かりました。
今まで全然認識できていなかったのですが、 2018 年には存在していた機能のようです。
上記を見ると Azure Log Analytics ワークスペースにリンクされた Azure Marketplace アプリケーションとのこと。
こちらも docs へのリンクが張られており、バージョンが新しくなったようです。
Azrure Log Analytics を使って PC 情報を包括的に格納していく機能となっているのですが、 MECM みたいなコンセプトなのかもしれませんね。
翻訳が直訳なのはおそらくそのうち治ると思うのですが、ちょっと気になる感じの機能に仕上がりそうな雰囲気でした。
音楽:あてどなき旅