Excel for the Web では通常のアプリ版では見ることができないセルの修正記録を見ることができるようになっており、 Excel for the Web を利用する意義といえるような状態でした。
しかし、ようやくアプリ版でもセルの修正記録をチェックするための「変更内容を表示」が実装されたようです。
校閲リボンの変更内容グループにアイコンが作られていました。
このボタンをクリックするとそれまでに編集した内容がずらっと表示されます。
内容はカード型となっていて、誰が、どのセルを、いつ、どのような内容に変更したのか、前後比較で表示されるようになっています。
このカードをクリックすると更新されたセルに移動するようです。
また、以下のように値ではなく計算前のセル内容が表示されています。
この機能、 SharePoint や OneDrive にファイルが必要ということもあり、買い切りバージョンでは使えない機能となっています。
そのほかにも VBA での編集は履歴が残らないといった条件があるため、この機能を過信しすぎるのもよくなさそうです。
詳細は以下のサポート情報に記載されているため、この機能が気になった方は一読しておくと良いでしょう。
いやー、安定技術の Excel もまだまだ改善される余地があるんですね!
こういった意味のある小粒な機能、どんどん増えていってほしいですね!
音楽:THE CHASE