Microsoft SQL Server 近年の更新が分かりやすくまとまっていました

SQL Server 2012 は 2022 年 7 月 12 日を以てサポート終了となりましたが、まだまだ現役で利用されている方は多いのではないでしょうか。

そんな SQL Server 2012 も拡張セキュリティアップデートがリリースされているため、Azure 上に展開すれば無料でセキュリティアップデートを入手することができます。

そのような状況なので、なかなか新しいバージョンへの更新に踏み切れないケースもあるような気がするのですが、なんと SQL Server EOS のサポートページに SQL Server の機能がどのように追加されたのかわかりやすく記しているページがありました。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/sql/sql-server/end-of-support/sql-server-end-of-support-overview?WT.mc_id=M365-MVP-5002496

この図のように、 SQL Server はバージョンを経ることに少しずつ機能拡張されているんですよね。

そのような状況ではあるのですが、多くのユーザーは RDB としての SQL Server のみを利用しているものかと思われます。

そのような場合でも例えば SQL Server 2019 のメモリ最適化 tempdb メタデータを有効化すれば、かなりの性能向上が見込めるなどまだまだバージョンアップに意義があるのです。

以下はメモリ最適化 tempdb メタデータの解説ですが、同じページに新機能の説明が羅列されているのでぜひ確認してみましょう。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/sql/relational-databases/databases/tempdb-database?WT.mc_id=WDIT-MVP-5002496&view=sql-server-ver16#memory-optimized-tempdb-metadata

SQL Server 2022 ももうじき GA なので、こちらの利用も意識しておきたいですね!

音楽:Dijurido