Windows 11 は Windows 10 で行われていた年に 2 回の機能更新から年 1 回の更新に変更され、サポート期間も延長されるという変更が加わりました。
Windows 11 はリリースされた直後のため、ある程度の規模がある組織では検討はこれからという形だと思いますが、 定期的な Windows 10 の機能更新への追随は必要となるため、 Windows 11 を前提に次回更新を検討するというパターンは相応あるのではないでしょうか。
そんな中、 WSUS を Windows 7/8 の更新方法のまま利用している方は注意が必要な情報がありましたのでお伝えしておきたいと思います。
以下の docs に記載があったのですが、配信の最適化の機能の中にあったバイパス設定が Windows 11 より利用できなくなったようなのです。
グループポリシーも確認してみたのですが、配信の最適化にあるダウンロードモードの設定からはバイパスの設定がなくなっていました。
こんな感じですね。
WSUS で BranchCache を行いたい場合はバイパスというのが定石でしたが、これからは簡易モードで動作させ、配信の最適化上で帯域制御を行っていくという形が必要になりそうです。
ただ、簡易モードの場合は配信の最適化は動作しないので、サーバーへの負荷が集中するというところは意識しておく必要がありそうです。
中々 docs をみているだけではわかりにくいのですが、以下 2 編も参考になると思います。
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