Power BI を触っていたところ、 PowerPoint に共有というポップアップが表示されました。
確か Build 2022 でリリースを予告していた機能だったかと思います。
今回はこの機能を触っていきましょう。
というわけで、案内に沿って共有ボタンを押してみます。
リンクの送信画面ですが、右下に PowerPoint が表示されていますね。
モノクロアイコンだとなんだかイメージが異なるので一瞬 PowerPoint と分からなくなるかもしれません。
進んでいくとライブ データ埋め込みと出ました。まだプレビューですがこれが名称になるようです。
PowerPoint で開いていきましょう。
読み取り専用のファイルが作成され、そこに Power BI の画面と同じイメージが!
ボタンを押すと画面遷移もされるため、埋め込みオブジェクトのように動作してくれるようです。
ちなみにこのオブジェクト、リボンを見ると図形として扱われるようで、各種設定などはオブジェクト右上の閉じたメニューを開いて行うようです。
メニューは以下のようになっています。再読み込みや削除あたりが良く使う項目になりそうですね。
削除を押すと注意ポップアップなくオブジェクトが消えてしまうので、再読み込みの近くには置かないでほしかったところです。今後 UI が洗練されてくるのを待ちたいですね。
ちなみに今回は Power BI 側から接続しましたが、 PowerPoint 側からも接続できるようです。
挿入 - Power BI からオブジェクトを作ることができます。
ただし、オブジェクトには先に Power BI から取得した URL を張り付ける必要があるため、新規作成の際は直接呼び出して使ったほうが早そうではありますね。
今回 Power BI 上に表示したデータは Microsoft 365 Usage Analytics というテンプレートとなっています。
Microsoft 365 をどれくらい活用しているか見るためのダッシュボードとして有効なので、ぜひ一度利用してみてください。
音楽:酔っ払いワルツ