Microsoft 365 注釈機能が利用できるようになっていました

先日の Inspire 内でも伝えられていた Teams Web 会議中の共同編集機能ですが、なんとすでに利用できるようになっていたようです。

全画面共有を行った場合にのみ活用できます。早速機能をチェックしてみました。

こんな感じに画面上部に注釈の開始という項目が追加されています。

ボタンを押すと「注釈を開始しました」という文字が中央に表示されます。

その後、こんな感じに中央上部にペンやらステッカーなどのボタンが。

そして画面の外側には青い色で線が入ります。

通常共有している範囲は赤色なのですが、注釈をオンにすると青枠が表示されるという感じのようです。

以下のキャプチャでは見えませんが、青枠はタスクバーの上までになっていて、赤枠はタスクバーも含めてとなっています。要はタスクバーは書き込み範囲外ということなのかと。

実際にメモ帳を全画面にした背景に対し、文字を書こうとしたところ、何も書けませんでした。

どうも共有を行った側は元のコンテンツにアクセスする性質上、直接ペンでの入力はできないようです。

他の端末で書き込みを行ったところが以下。 iPhone の Teams から書き込むことができました。

ちなみに誰かがペンで書いた個所を起点にステッカーを貼ったり、ペンで記入することはできるようです。

この注釈に用意されたオブジェクトには書き込めるという流れですね。

タスクトレイを見ると、 Teams に 3 つの画面が出ていることが分かります。

一番右のものが注釈ですね。

この機能実は見た目通り Loop です。

そのため、利用には Whiteboard が利用できるようになっている必要があるとのこと。 OneDrive for Business 上ではどのように表示されるのかとみてみたところ、 Whiteboards のフォルダーに Annotations フォルダーができていて、そこにファイルが格納されていました。

しかしながら開くとエラーだったり、中身が空っぽだったりしています。

ファイルにペンでの記述が保存されるわけではないようなのでご注意を。

逆に、今後自動保存できる余地を残している感じが素敵ですね。

今後この Loop コンポーネントは、どこまでの機能が追加されるか見ていきたいところなのでチェックしていきたいですね!

音楽:Fly up in the air