今週も Windows 11 Insider Preview のバージョンアップが入っています。
今回、 ベータ チャネルで面白い動きがあったようです。
Build 22621 と 22622 を同時にリリースして新機能の有無の 2 パターン試せるようにしたようです。
思えば Windows 10 の 2004 あたりで 19041 と 20H2 の 19042 のリリースを行い、それぞれに対して Insider Preview をリリースしていたなんてことがありましたね。
これも新機能の有無で分かれているような感じでしたが、今回は同じバージョン ( 22H2 むけ)での区分けというのが面白いところです。
手元の Windows 11 Pro を Beta Channel 化して試してみたところ、 22622 はリンクが出るので明示的なインストールが必要となっていました。
更新プログラムのチェックを押したところ、 22621 がダウンロードされる流れとなったため、新機能を試す場合は手動インストールをしていくようにということなのでしょう。なお Build 22622 では 25 日までバグバッシュを行っています。
貢献したい方は 22622 のインストールを急ぎましょう!
さて、 Dev Channel では Build 25163 がリリースしています。
今回は 2 つの更新が挙げられています。
一つは 起動中のアプリがオーバーフローした際にダイアログでオーバーフロー分を表示するというもの。
残念ながら私の環境ではダイアログが表示されませんでした。
オーバーフローした際に一番右側のアイコンの左脇に線が入るので、動作しているように思えるのですが、何らかの前提条件があるのかもしれません。
もう一つ、ローカルの共有について、 OneDrive や近距離共有を使った対応ができるようになったというものです。
OneDrive 同期を行っていないフォルダーでのみ利用できるものなのですが、例えばダウンロードフォルダーで共有を行うと表示できます。
こんなイメージですね。
近距離共有とは Bluetooth やローカルネットワーク上のマシンを指定した共有です。
同一ネットワークにいれば UDP を用いて共有できるということで、使いどころが多そうな機能です。
通常共有はオフとなっていますが、デバイスやユーザーを指定した共有ができるようになるとのこと。
なおこの機能は MSA を利用している場合のみ使えるみたいですね。
ほか、 Microsoft Store での金額表示が分かりやすくなったというアナウンスも入っていたのですが、体感はあまり変化した感はありませんでした。
最近 Release Preview や Beta の動きに活況があるように感じます。 Windows 11 の 22H2 もリリースが近いということですね。
ちなみに Windows 10 の 21H2 に対する Release Preview も更新されています。
こちらは新機能提供もあるので、 21H2 を歌っていますが 22H2 の内容になるのかもしれませんね。