2022 年 6 月に Microsoft Defender for individuals の発表を伝えましたが、その時にも Linux や macOS への力の入り方が話題になったかと思います。
それを踏襲するように Microsoft Defender for Endpoint においても Linux と macOS に対する更新が案内されていました。
特にこの中で意識する必要があるのは最新版エンジンの早期適用と 2022 年 7 月 31 日までにネットワーク整備を怠らないように伝えているところが重要ですね。
最新版エンジンの導入は、ある意味当然ではあるのですが、ここでは 2022 年 2 月バージョンの 101.62.64 以上になっていないとアップデートが止まるということが述べられています。マルウェアチェックが行われても、その確認対象が古くては意味がないので早期に更新しておきたいところです。
また、もう一つのネットワーク整備は指定されている URL 群へのアクセスが通れるようにネットワーク機器を設定しておきましょうということです。
ここで展開されているのは 5 箇所です。
go.microsoft.com
definitionupdates.microsoft.com
https://www.microsoft.com/security/encyclopedia/adlpackages.aspx
*.wdcp.microsoft.com
*.wd.microsoft.com
これらのアドレスは Microsoft 365 の URL 一覧にはいないため、 Linux や macOS を対象としている方は忘れずに設定しておきましょう。
しかしながら Microsoft 365 関連の IP 一覧、だんだんといろんなところに散らばってきているように感じますよね。
ほかには Power Platform 関連ですよね。これも忘れてはいけない反中だと思います。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/power-automate/ip-address-configuration?WT.mc_id=M365-MVP-5002496
そろそろこれら IP URL は Microsoft 365 の一覧に全量を載せるようにしてほしいところです!
音楽:東ヨーロッパ