今週は Windows Insider Preview のリリースがなかったので、 Ignite での発表をチェックしていきたいと思います。
Windows 365 関連については以下にまとまっています。
特にみておきたいのは管理コンソールの強化ですね。
ユーザーの利用状況を監視して、 CPU やメモリのパフォーマンス不足を教えてくれるとのこと。
そのほか Windows 365 アプリが発表されており、簡単に Windows 365 へアクセスできるように導線が改善されるようです。夏ぐらいには新しいデスクトップボタンから Windows 365 へのアクセスを発表していたと思いますが、これと同じ方向ですね。もしかすると方針として、アプリを介すという方向になったのかもしれません。
更に Windows Update 方面では Windows Update for Business reports というレポーティング機能が発表されています。
2022 年 11 月にリリース予定となっており、利用には Microsoft 365 管理センターから設定が必要となるようです。
この画面ですね。デバイスが登録されている必要があるとのことで、 Intune が必要となるみたいです。
利用イメージは以下と同じものということで。
最後に更新に関するメッセージ通知方法の追加が上がっています。
Intune を通して設定しておけば、管理者の PC に更新の情報が能動的に発報されるとのこと。
この機能は Intune と Windows 11 22H2 が必要で、 2022 年 11 月にリリースされるとのこと。さらに Get Start アプリに組織の情報を展開できるようになるということです。
Intune 側からのアプローチですが、もしかするとポータルなどが不要となるレベルの取り組みになるのかもしれません。
最後の更新がなかなかしびれる内容となっているのですが、早く使ってみたい機能ですね。
今週無かった Windows 11 Insider Update に代わる内容でしたが、端末本体よりもかなり進んだ感じですね。次は Windows 11 本体の更新を待ちたいところです!
音楽:東ヨーロッパ