2022 年 5 月頃からプレビューができるようになった新しい Outlook ですが、 Outlook on the Web と似通っているのですが、よくよく見ていくと違う点がメニューを中心に多くあることに気が付きました。
というわけで今回は使える機能の差についてみていきたいと思います。
【 Outlook on the Web 】
【 新しい Outlook 】
ぱっと見ての通りなのですが、クリップマークが新しい Outlook には存在していません。
これは、メールの添付ファイルを抽出してくれる機能となっておりファイルを探す際に重宝していたんですよね。
この辺りは以下のような検索でほぼ代替することができるので大きな問題にならないでしょう。
Hasattachments:yes を検索ボックスに設定することで、添付ファイルがあるものを抜き出すことができます。
ちなみに旧 Outlook ではこのようなメニューになっています。
MAPI フォルダーを意識するものここまでか。という感じで、フォルダーやメモ、タスクといった旧来からの機能は消えてなくなっていますね。。。
ちなみに To-Do の動作は他と若干異なります。
他の機能は Outlook 内で画面遷移するのですが、 To-Do に限ってはブラウザーが新たに開き表示される形となっています。
さらに動きが異なるのは、リボン表示です。
以下はメール一覧画面のリボンです。 Outlook on the Web ではリボンは表示されません。
これ、最初は表示されていなかったのですが、新規メールの作成画面の右にあったリボン表示を操作したところ、これが表示されるようになりました。
一度リボンを出すと今のところ消せないみたいなんですよね。これは改善してほしいのでフィードバックを送ってみました。
フィードバックといえば画面の右上に出てきているのも違いの一つですね。
サポートという項目も新たに出ており、問題が発生した際にチャットで呼び出すことができる機能のようです。
承諾を押すのがためらわれたのでチャットが日本語で行われるのかまでは確認できませんでした笑
こうしてみるといろいろと差がありますね。
本当に新しい Outlook が全般的に使われるのかはまだ未知数ですが、 on the Web とのすみ分けがなくなるのはある意味うれしいところです。
今はまだ Windows 版のみなので、スマートフォンや macOS でどのようになっていくのかは追っていきたいところですね!
音楽:青い波頭