よく考えると Insider Preview の Build 番号はマイナー番号だけ変化する形へと変わったようですね。意識しきれていませんでした。
という訳で、 Insider Preview Build 22000.71 が Insider Dev Channel にリリースされました。
この更新では Fluent Design System を随所に乗せてきたようです。
1 つ目は右クリックで表示されるコンテキストメニューにアクリルが使われるようになりました。
下の図でコンテキストメニューの右側の色味が下にある Microsoft Store の色でにじんでいるのが分かります。
設定アプリからアクリルがなくなったので、そういった方針なのかと思ったのですが、今後もアクリルは広く使われていきそうな感じですね。
続いてエクスプローラー。
上部のメニューがリボンではなくなりました。
Microsoft 365 Apps はリボンを続けているため、この方向がすべてではなさそうですが、次の UI を見据えての変更でしょうか。
Outlook のシンプル リボンを彷彿とさせますよね。
メニュー内容はシンプルで、新しいフォルダー、切り取り、コピー、貼り付け、名前の変更、共有(?)、削除、ソート、表示方法、その他の構成です。
共有と思われるボタンは押せる状態にできませんでした。
OneDrive などではこのアイコンは共有を表しているのでおそらく共有だと思うのですが、、、
【 Outlook のシンプル リボン】
ソートはソート列および順序とグループ化で構成されています。
列名を右クリックするとこの標準で出ている列以外にも表示させることができ、ソートやグループ化も表示されているものに準拠する形でした。
表示方法ではアイコンサイズやサブウィンドウ、よく使う隠しファイルや拡張子の表示切替などが出ています。
その他メニューは旧来のオプションを表示させる「オプション」やプロパティ表示などですね。
ちなみに触っているファイルの種類によって専用メニューが出るのはリボンの時と同様です。
が、表示範囲が小さくなったので、シェル開発する場合はより厳選するなどの対処が必要となりそうな感じでですね。
そのほか、ウィジェットに「エンターテイメント」を表示する機能が。
追加するとこんな感じに映画タイトルが表示されるのですが、 Microsoft Store へのリンクとなっています。
芸能ニュースなどを期待したい感じの項目ですが、そうではないので注意が必要そうですね。
最後にタスクバーをポイントすると出てくるプレビュー画面、エッジが丸くなりました。
このエッジの柔らかさは Windows 11 の象徴ですね!
今後どういったところでエッジが丸くなってくるのか見ていくのも面白いかもしれません。
これ、キャプチャしたときに裏映りするのでそのあたりの改善もしてもらいたいところです。 Windows + Shift + S のキャプチャでウィンドウを選択すると若干はみ出た範囲がキャプチャされるので、エッジがきれいにならないのですよねー。
音楽:Fe