今までセキュリティセンター上で確認することができていたトランスポートルールのレポートが、 2022 年 3 月以降 Exchange 管理センターに移行されていることはご存じでしょうか。
この機能は以下のページから遷移できる Exchange トランスポートルールのレポート内に移設されたということですね。
https://admin.exchange.microsoft.com/#/reports/mailflowreportsmain
レポートのイメージは以下となります。
ここではどういったトランスポートルールにメールがどの程度の量適合したかわかるようになっています。
この図の下部には引っかかったメールの一覧が表示されるようになっています。
ここをチェックすることで、トランスポートルールが正常に動作していることを見て取れるということですね。
この一覧をクリックすると詳細を見ることができるようになっています。
が、ここからはメールの内容は見ることができず、送受信者と件名が分かるのみになっています。メールの詳細は見られることがないため、利用者側は安心ですね。
このレポートの詳細な見方は以下の docs に記されています。
どういった見方ができるのか気になる方は一度チェックしてみるとよいでしょう。
トランスポートルールは、送付の経路を決める以外に、メールの内容の重要性などを区分けることもできるようになっています。うまく活用すると、メールの検査範囲を限定することができるためこちらの活用も合わせて行っていきたいですね!
音楽:THE CHASE