Windows 11 Insider Preview Build 25115.1 リリース

今週の Insider Preview Build 251151 のリリースを以て、 Dev Channel と Beta Channel が完全に分離され、 Dev Channel からの遷移ができないようになりました。

設定アプリの Windows Update から Windows Insider Program を見ていくと Dev Channel からは Beta Channel への移動ができなくなっています。

これでリリースバージョンの延長して Insider を利用してきた人はいなくなったといえるため、心置きなく新 Insider Build として、 Dev Channel で新機能を試していくことができますね。

Insider のほかのチャネルに変更したい場合は今後以下の docs を確認しながら新規インストールを行うことになります。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-insider/flighting?WT.mc_id=WDIT-MVP-5002496#%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%8D%E3%83%AB%E9%96%93%E3%81%AE%E5%88%87%E3%82%8A%E6%9B%BF%E3%81%88

ちなみに今週は Beta Channel は  Build 22621 に変更されており、 ISO ファイルも新たに提供されるようになりました。

https://www.microsoft.com/en-us/software-download/windowsinsiderpreviewiso

これを利用して新規に構築しなおすという流れになるわけですね。

さて、今週の更新内容ですが、特出すべきところとしてサウンドレコーダーが Preview になったというところでしょう。

サウンドレコーダーはアプリの一覧から起動可能なマイクに入った音を録音するための標準付属ソフトでした。

でした。としたのはこのアプリの機能が強化され、複数のファイルの形式に対応する形になったためです。

以下がアプリを開いた時の画面です。

昔は録音ボタンだけだったと思いますが、ファイルのインポートボタンが追加され、音のレベルを確認するビューワーまで増えています。もう別のアプリになった感じですね笑

インポートするとドキュメントの下にサウンド レコーディングというフォルダーが作成され、その中にインポートしたファイルが移動します。

m4a, mp3, wav, flac, wma が対応フォーマットとなり、録音ファイルも直接この形式で保存することが可能となりました。

再生速度も変化させることができるので、このサウンドレコーダーを再生ツール代わりに利用することもできますね。

設定画面を見ると、形式と音質を選ぶこととができます。音質は細かに選ぶことはできませんのでやっぱり簡易的な利用に特化している感じですね。

そのほかは Beta Channel も含めてバグフィックス程度の内容となっていました。

なんだかんだでもう 5 月。次のバージョンリリースまで 5  ~ 6 か月程度となるので Beta Channel 側も追っていくのがよさそうです。

音楽:操