最近の PC は昔と異なり、数週間つけっぱなしでも動作が重くなるといった弊害が少なくなりました。
そのため、 OS だけでなくブラウザーも起動し続けていることが多いのですが、今回 Edge に催促され、バージョンアップのための Edge 再起動を行ったところ、見慣れないEdge の新機能紹介画面が出てきたので中身を紹介させていただこうと思います。
表示された画面は以下の URL で、 Stable 98 の機能のうちめぼしいものが取り上げられる方式となっていました。
最初に表示されるようこそ画面も、カーソルキーでページ遷移できるという演出が施されています。
次に出てくる新機能が Edge バーです。
全然追いつけていなかったのですが、 Windows 11 のウィジェットのようなものが Edge のプロセスとして登場したようです。
起動するには三点リーダーからその他のツール - Edge バーを起動を押していきます。
通常はこれだけで起動するようですが、私の環境では Microsoft Editor を拡張機能として有効化しており、これが競合するということで設定画面が表示されました。
edge://settings/edgeBar
この画面で、 Editor をオフにすれば起動することができました。(起動後に Editor をオンにできたので、整合チェックが足りない状況にも見受けられます。)
オフにするとこんな表示に変わります。
Edge バーを開くの横にあるボタンを押すと、、、
画面右側に展開されました。左側に表示されるウィジェット、右側に表示される Edge バーで双璧をなす形ですね。
Edge バーはニュースのほか、 Outlook や Linkedin のアイコンもあり、ウィジェットとは違った切り口で利用できるアイテムとなっています。
これ、結構便利ですね。画面が横長であればあるほど良い感じです。
というのもこの機能、デスクトップの右側を切り取った形で常駐します。
以下を見てもらうとわかりやすいかと思いますが、通常右端に表示される Insider の透かしが Edge バーの左側に表示されており、デスクトップ領域が狭まったことが分かります。
プロセスを見ると Edge バーという項目が増えています。
実プロセスは msedge.exe で他と変わらないのですが、プロセス分離の一貫なのでしょう。裏でデータのやり取りを行う、 Outlook 向けのサービスワーカーも見えますね。
常駐のあかしとなるタスクトレイにもアイコンが、、、
そのほかはちょっと地味ですが、バッテリーの寿命を延ばす機能が取り上げられています。
これは設定画面のシステムとパフォーマンスにあるパフォーマンスの最適化の項です。
スリープタブの機能を包含する上位の概念のように見えるのですが、設定するとどうなるのかいまいち判断できませんでした。本来はパルスメーターのようなアイコンがアドレスバーに表示されるようなのですが、うまく表示されませんねえ、、、
ほか、 2 週間限定で意味が出てくる冬季五輪のメダル獲得数表示についても言及されていました。日々追う必要がなくなるので便利かもしれません。
あとは New という文字が出ているのですが、 Edge の機能とヒントが表示されています。
前からあるといえばあるのですが、内容が変わったから NEW なのかもしれません。
ヒントは以下のアドレスから見ることができます。
https://microsoftedgetips.microsoft.com/ja-jp/?form=MT005B
そのほか、既存機能ではあるものの伝えておきたいものとしてパスワードの提案と、、、
Microsoft 365 アプリの連携が挙げられています。
最後にモバイルアプリの宣伝なども。抜かりないですね笑
今回の更新は OS とまた密接になっていきたい感を出してきており、この方針を突き詰めてもらうのも面白いんじゃないかという更新でした。
Edge バーは面白いのでぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか?
音楽:Endtitle