さて今週も Windows 10 Insider Preview Dev Channel は活発にリリースを重ねています。
次期バージョンと連動するという枷がなくなったためか、ほぼ 1 週間に 1 回のペースを崩さずに更新してくれるので、リリースを楽しむのにはちょうど良いですね。
さて今回は、私の環境にもニュースと興味が再表示されるようになってくれました。
タスクトレイの左側にある天気アイコンにカーソルを合わせると指定している分野のニュースが表示されます。
ちなみに Windows 8 からあったスタートメニューのタイル表示の進化版のような扱いですが、スタートメニューと異なり、見る機会が多くなったという感が強いです。
今のところ更新頻度はそれほど高くなさそうなのですが、この情報エリアが見るたびに新しい情報を運んでくれるような動きをしてくれると、作業のコーヒーブレイクにかなり活用できるのではないかと思われます。
表示される内容は以下の msn サイトにて更新することができます。
また、上記からもわかるように個人用のマイクロソフトアカウントとの紐づけが必須です。この辺りも Business 向けに Azure AD と連動するような動きがあってもよいかもしれませんね。
https://www.msn.com/ja-jp/feed/personalize/
続いてはタスクマネージャーの更新です。
Microsoft Edge Dev / Canary Channel を利用している方限定ですが、タスクマネージャーのプロセス一覧に、どのサブ機能が CPU などのリソースを多く使っているのかわかるようになりました。
また、この画面でアクセスしているサイトも書かれるため、これは接続先に関する新たな情報源となるかもしれません。
ちなみにまだ発展途上のようで、 Microsoft Edge Stateble と同時起動した場合、両方がマージされた形で表示されるようです。
その時にはコンソールホストなど、ブラウザーが関連しない内容も含まれて表示されるようで、、、
以下の図で状態に記されている Eco mode も新しい機能ですね。
右クリックで Eco mode への切り替えもできるようになっています。
プロセスのプライオリティを強制的に下げる形のようで、親プロセスでの設定は行えないため、必要に応じて子プロセスに設定してあげるのがよさそうです。
が、基本的に利用するシーンは少ないのかと。 Edge Dev Channel では自動的にいくつかのプロセスが Eco mode になっていたので、システム側で制御する機能が増えた。という見え方が正しそうですね。
そのほか、ソフトキーボードに日本語モードが増えています。
タッチパネルで入力を行うようなキオスク端末で使いそうな機能ですね。
日本語モードはキーボードレイアウトから 50 音を選ぶことで設定できます。
タッチキーボードはフロー表示は行えず、常に最大サイズで表示されます。
このあたりの動作もキオスク端末向けですね。
タブレットモードをオフにしている場合などでタッチキーボードが表示されない場合、タスクバーの右クリックメニューから選択することでタスクトレイにキーボードマークを表示することができます。
さらに WLS( 2かな )で GUI アプリが利用できるようになるという変更も入ったとか。これで XWindow からも解放されるのかもしれません。
というわけで、今回はちょこちょこといろいろな機能が増えており、久々にチェックが多くて楽しかったです。
今後もこういった頻度でいろいろ変わってくると嬉しいですね!
音楽:Go Dark