2021 年 10 月 5 日は Windows 11 がリリースされ、同日に Office のナンバリングバージョンである 2021 もリリースされた日でした。
しかし Visual Studio Subscriptions では Office 2021 が当日にいなかったのですが、翌日見てみたところ展開されてきていました。
というわけで今回は Office 2021 をインストールしていきたいと思います。
昔の MSDN は特典として Office の通常利用権が付いていましたが、 おそらく今は Microsoft 365 Apps の利用権が特典となっているため、ナンバリングバージョンは対象外だと思われます。
よって Visual Studio Subscriptions ではデモや開発での Office 2021 の利用に制限されると思うので注意しておきましょう。
まずはダウンロードサイトへ。
Office 2021 が New となっていますね。
https://my.visualstudio.com/Downloads/Featured
Office Professional Plus 2021 と Office Home and Business 2021 for Mac の 2 種が登録されていました。
サブスクリプションの Microsoft 365 Apps と名前が変わってわかりやすくなりましたね。これは Windows 11 と異なり 64 bit と 32 bit の両方がリリース対象となっています。( 64 bit の Windows 11 でも 32 bit Office の利用が可能です。)
ダウンロード後のファイルサイズは 4.4 GB 程度となっています。
バージョンは 16.0.14326.20454 でした。
このバージョンから察すると Microsoft 365 Apps の 2108 をベースにしているようですね。かなり最新です。
setup.exe を起動すると Office のスプラッシュが表示されました。
スプラッシュに続いて、インストール中のメッセージが。
この辺りは Microsoft 365 Apps と同じで何もしなくても進む感じですね。
5 分くらいでインストールが完了し、終了のダイアログが。
Microsoft のロゴ主張が激しい感じです。
Word を起動してみたのですが、 Office LTSC と同じで UI は Windows 11 世代のものではなかったです。若干残念ですね。
やはり 2108 ベースとなっています。
この Office 2021 は Microsoft 365 Apps と異なり、インターネットへの接続がない中でも利用できるのが魅力です。業務ではインターネットへの接続を許可していないケースもあるので、そういったときに真価を発揮しますね。
バージョン情報も見てみましょう。
オンラインと異なり条項がかなりのボリュームです。
これを利用する場合は一読するようにしましょう。
というわけで Office 2021 でした。
ここまで簡単にインストールができると、手順書なども不要となりそうな勢いですね。
実際にも利用することがメインなわけですから、利用方法に焦点を当てて行けという流れですね!
音楽:おんな城主