Microsoft 365 Office スクリプトの SharePoint 連携を活用して行きましょう

皆さん、 Microsoft 365 Apps を活用する中で Office スクリプトを利用していますか?

2022 年 6 月頃までは OneDrive for Business 上にのみ保存が可能だった Office スクリプトですが、 2022 年 10 月時点で SharePoint にも格納が行えるように更新が完了してたようです。

Office スクリプトでは、旧来からある VBA マクロを一新すべく作られており、セルの操作など VBA マクロと同じように扱うことができるようになっています。

作成方法も簡単で、自動化リボンからスクリプトを作成するだけです。

SharePoint 上にファイルを格納してあれば Power Automate とも連動できる無双っぷりとなっているので、活用されている方も多いのではないでしょうか。

この Office スクリプトでは自分だけが利用するというのが元々のコンセプトだったこともあり、 OneDrive for Business 上での動作が基本でした。

しかしながら最近は共有利用したいというケースも増えてきたため、 SharePoint 上にスクリプトファイルを展開して、利用するというシナリオが使えるようになったというわけです。

このシナリオでの使い方は以下の learn に記載があるので一読してみるとよいでしょう。

https://learn.microsoft.com/ja-jp/office/dev/scripts/overview/script-storage?WT.mc_id=M365-MVP-5002496#sharepoint

特に意識しておきたいのは上記にも記載があるように外部呼出しや Power Automate での利用は OneDrive for Business にある必要があるという点ですかね。

ファイルの保存先も初期は OneDrive for Business になるので、すべてのスクリプトを表示を押した後の右ペインに表示される以下のリンクをクリックして保存していく必要があります。

保存時はダイアログで選択できるのでかなりわかりやすくなっていますね。

昔はこう言った選択画面がなかった時期もありましたからねぇ。。。

Office スクリプト、まだ未使用の方はぜひ一度お試ししてみてください!

音楽:月下の陣