先週の Windows 11 Insider Dev Channel アナウンスに合わせて Windows 10 の 21H2 に関するアナウンスがなされていました。
すでに関心は Windows 11 に行きがちですが、この Windows 10 21H2 は LTSC バージョンも発表されるため、一部には待っていたというケースもあるのではないでしょうか。
追加機能としては、以下にアナウンスがあるように、以下 3 点が肝です。
WPA3 H2E は WPA3 の SAE ハンドシェイクに見つかった脆弱性解消法の 1 つで、デバイスが対応している必要があります。
WH4B でのパスワードレスの展開を数分で終わらせるという点はよくわからなかったのですが、 Windows 11 の新機能にも入っていた文言ですね。
WH4B は初回利用時に待ち時間があり、一部では以下のように解消されているというのがあります。
Hybrid キー信頼の場合はまだ 30 分待ちがあるので、この辺りに手が入ってくるのだと思いますが、使いやすくなるのはうれしいですね。
なお、Windows 10 21H2 の LTSC は Enterprise で 5 年サポート IoT Enterprise で 10 年サポートに切り替えられています。
IoT Enterprise はほぼ Enterprise と同等のため、期間を意識したい場合は IoT Enterprise を選択する必要がある感じになっています。
この辺りもあり、 Windows 10 が一番長くサポートされるのは Enterprise 19H2 の LTSC か IoT Enterprise 21H2 の LTSC ということになるので、この辺りを意識して何を導入するのか決めていく必要がありそうです。
そういえば Windows Server 2022 からは IE11 が消えるのですが、 21H2 も消えるのですかね?
そうなると IE11 の有無で 19H2 を選ぶか IoT 21H2 にするか。といった選択肢になるのかもしれません。
この辺りはアナウンスを待ちたいところですね。
音楽:Seeds of Life