平年であればアメリカで Build が開催され、その前後で Windows 10 の新バージョンがお披露目されている時期になってきました。
今年は 4 月 28 日に出荷版となる予定の 21H1 の ISO が Bata / Release Preview チャネル向けにリリースされたという話題のみとなっています。
(愛称は May 2021 Update となったようですね。 20H2 にはなかったので返り咲きですね。)
https://www.microsoft.com/en-us/software-download/windowsinsiderpreviewiso
そんな感じに話題が少し乏しい Windows 10 ですが、 Dev Channel ではきちんとバージョンを上げてきています。
今回の更新では、 Bluetooth ヘッドホンで AAC コーデックが利用できるようになったようです。 今までの Windows 10 では音質が低めの SBC と高音質を誇る aptX の 2 種類のコーデックが利用できたのですが、新たに AAC が加わることとなったということです。
一般的に AAC に対応していなくても困ることはないのですが、 Apple 製品を中心に AAC と SBC のみに対応しているヘッドホンがあるため、この更新は大きいかもしれません。 Air Pod を Windows 10 につなげると遅延が少なくなったという点が見えると思います。
また、 Bluetooth ヘッドセットを接続した場合、スピーカーとマイクが個別に接続表示されていたのですが、これを 1 つにまとめ上げることができたようです。利用者にしてみれば機器は一つなので、よりユーザーライクになった感じでしょうか。
いずれにせよこういったユーザー側に理のある変更はどんどん行ってほしいところですね。今後の更新にも期待しましょう!
音楽:Torch song