Windows 11 は今週も元気に更新が行われています。
今週は Dev Channel のみだったのですが、こちらは Build 25276 となりました。
今回はいくつか新しい機能が用意されています。
まず一つはカーネルのダンプを起動中に行うライブ カーネル メモリ ダンプ機能の追加です。
タスクマネージャーを開き、詳細画面から System プロセスを右クリックしたときに表示されます。
ダンプをとると以下のフォルダーにダンプファイルが出力されます。
%LocalAppData%\Microsoft\Windows\TaskManager\LiveKernelDumps
再起動せずにダンプをとれるというのは新しい感じですね。
一般に、内容を読み取るのは難しいものなので、開発者くらいしか利用することはないかもしれませんが。知っておいてもよい機能でしょう。
ちなみに設定に項目が増えています。ハイパーバイザー側も取得できるフルダンプもできそうな感じでした。
続いては Wi-Fi のトラブルシュート機能です。
今までは Windows 10 ライクのダイアログで設定していましたが、今回の更新で 問い合わせ機能の一部となりました。(この機能は一部のユーザーにしか配信されていないようなのですが、私の環境では使えるようになっていました。)
機能に移動するには、設定アプリの Wi-Fi 設定に移動し、ヘルプを表示を開きます。
開くと問い合わせ機能が動くのですが、ここで Wi-Fi と入力すると表示される Wi-Fi ネットワークに接続するをクリックしましょう。
これで出てくる画面があたしくなったトラブルシュートです。
問題が発生した際には推奨以下の内容を開き、それぞれのアクションを行う形になっています。
そのほか、今週は ISO が更新されています。
年末にも更新されてたかと思いますが、頻度が早くなっている気がします。
このほうが更新が楽なのでありがたい感じがしますね。
https://www.microsoft.com/en-us/software-download/windowsinsiderpreviewiso?WT.mc_id=WDIT-MVP-5002496
やはりこの 2023 年はいろいろと更新が多くなりそうな感じがします。 Windows 11 も今年で 3 世代目となってきます。
そろそろ Windows 10 からの脱却という形になっていくのでしょうか!?
音楽:BlueCat