Microsoft 365 Apps の設定をクラウド側制御に変えてみようと Microsoft 365 Apps 管理センターにアクセスしてみたところ、機能が充実していたので状態を案内させていただきたいと思います。
まず、以下アドレスが Microsoft 365 Apps 管理センターとなっています。
このアドレスですが Microsoft 365 管理センターにもリンクがあるのですが Office の構成という名前になっています。
Office の構成 = Microsoft 365 Apps 管理センター と覚えておきましょう。
今回チェックしていきたい機能は全部で三つ、サービシング プロファイルとセキュリティの更新プログラム、そして在庫です。
まず、これらはすべてプレビュー機能となっているので、どこか一か所から有効化する必要があります。
プレビュー機能を有効にするを押すと規約の確認画面に遷移します。
有効化後は 10 分程度待つように言われますが、私の環境では 1 分程度で利用できるようになりました。
利用可能になるとこんな感じの画面に。
サービシングプロファイルは更新関連のポリシーを作成してくれる機能となっています。
ウィザードに沿って対象デバイスなどの設定をしていく形ですね。
続いてセキュリティ更新プログラムの状態です。
起動直後は最新状態が表示されていないのですが、少し待つと、、、
このような形にクライアントの情報が表示されます。
どのチャネルに何台の PC があるかわかるので、組織に問題があるかどうか一目で確認できますね。
最後に在庫。
在庫ってなんだ。と思いますが、実体としてはインベントリーですね。
セキュリティ更新プログラムの状態がサマリーなのに対してこちらは各 PC の状態を見て取れるようになっています。
すべてのデバイスを表示を押下すると PC 一台一台の情報も見られるようになっています。
さらにインベントリーとして PC のスペックも出すことができます。
この辺りは Active Directory からも入手可能な情報ですが、最近はリモートなどで Active Dorectory に参加していないケースも増えてきているので使い道が多いかもしれませんね。
Office の観点はアプリとアドインが見られるようになっています。
思っていたよりも機能が充実し始めており、管理センターとして十分な動きをしてくれそうですね。
今後どういった機能が追加されていくのか見守っていきたいですね。
音楽:木製飛行機