Office365 ポータルの画面も新しくなりました

 先日のアプリ一覧に次いで、ポータル画面も新しいものに更新されました。
配信順が異なるのか、アプリ一覧とポータルが非同期で変更されるようです。
アプリが上部に表示され、中段に最近使ったドキュメント、下段にOneDriveでよく利用するフォルダー、SharePointでよくアクセスするサイト、フォロー済みのサイトを表示することができます。

【Office365ポータル】

f:id:mohessu:20171118232608p:plain

【中段:最近使ったドキュメント】

f:id:mohessu:20171120002819p:plain

【下段:OneDrive、SharePoint

f:id:mohessu:20171120002917p:plain

【アプリ一覧メニュー】

f:id:mohessu:20171118232638p:plain

ちなみにこのポータルのURLですが、いつのころからかportal.office.comではなく、www.office.comへリダイレクトされるようになっています。(今回の変更ではなく、ちょっと前からこのアドレスですね。)

https://www.office.com

旧サイトとのイメージ比較すると色味が変わったこと、タイルをやめたこと、SharePointのサイトが表示されるようになったこと。などでしょうか。

【旧サイト】

f:id:mohessu:20171118232949p:plain

f:id:mohessu:20171118233042p:plain

 

アプリ項の下にすべてのアプリから探す。という項目がありますが、内容は変わらないまでも細部が変わっています。Officeアプリのインストールオプションはリストから選ぶ形式になりました。若干ながら背景色も変わったでしょうか。

【新サイトすべてのアプリから探す】

f:id:mohessu:20171120014548p:plain

f:id:mohessu:20171120014645p:plain

 

【旧サイトすべてのアプリから探す】

f:id:mohessu:20171118234922p:plain

f:id:mohessu:20171118233505p:plain

【タイルプレビューでアイテムを表示】

ドキュメントの右側にある田の字をクリックすると、リスト形式の一覧からタイル形式に変更ができます。なお、左下の表示数を増やすを押すと倍の12件表示されました。(この半端な数は何かあるんですかね。。。)

f:id:mohessu:20171120004003p:plain

 マイクロソフトはUIをよく変えるので有名ですが、試行錯誤がうかがえる形の変更になってきましたね。早いうちにこの新サイトの使い勝手をマスターしていきたいものです。

音楽:トライフルソング

Windows10 Build 17040でました。

Windows 10 Insider Preview Build 17040がリリースされました。

前回の更新から5Build分アップグレードとなっていますが、設定の位置やいくつかの機能追加は行われたようですが、私の環境では目に見える変化は得られませんでした。汗

f:id:mohessu:20171118235245p:plain

 ・HDRディスプレイでSDRのコンテンツに関する輝度変更が行えるようになった。

残念ながらHDRディスプレイを持っていないこともあり、画面を見ることができませんでした。おそらく設定のシステム-ディスプレイに表示されるのだと思います。

f:id:mohessu:20171119002801p:plain

ディスプレイはもう一か所、簡単操作-視覚-ディスプレイという箇所にもあるため、こちらに表示されるのかも知れません。。。

f:id:mohessu:20171119002739p:plain

 ・カーソルの設定がまとまった。

簡単操作-Vision-Cursor,pointer and touch feedbackという項が新設され、ここにカーソルの設定群が集まったようです。

Change cursor thicknessではテキスト入力の点滅の太さを設定できます。
これ、太くすること出来たんですね。汗
Change pointer size and colorでは、ポインター(矢印)のサイズ、色を変えられます。
ただ、サイズのほうはバグが残っているのか、私の環境では最小サイズから変更したときに最小に戻らず、中サイズのままとなっていました。
touch feedbackはタッチディスプレイを利用している場合に画面タッチした際の残滓ですね。出すか出さないか。と出した際の濃さを選択できます。

f:id:mohessu:20171119002540p:plain

f:id:mohessu:20171119002549p:plain

ほか、手書き入力でスペースを入れるためのジェスチャーができたり、確定ジェスチャーが増えたようです。

なお、今回のバージョンアップ時に以下のトースト更新通知画面が出てきました。
いつもいつの間にか変わってたので気が付きませんでしたが、絵が付くようになっていますね。

以下、3月時点の記述ではまだ絵はついていなかったので、どこかで入れ替わったのでしょう。

Windows 10 アクションセンターの通知 - ()のブログ

7月の時点でSkypeの絵付きトーストを見ているので、この前後ですかねぇ。

Windows10 アクションセンターの動作について - ()のブログ

f:id:mohessu:20171118010146p:plain

いずれにせよ、通知はわかりやすくなったので良い改変ですね。

音楽:荒れ花道

Office365 コンプライアンスマネージャが新設されました

Office365に新たな機能が追加されました。その名はコンプライアンスマネージャ。
まだプレビューですが以下アドレスから追加利用申請を行うことが可能です。

https://servicetrust.microsoft.com/

コンプライアンスマネージャTop】

f:id:mohessu:20171117205331p:plain

利用するには右側の白地になっているLaunch Compliance Managerを押下します。

Office365とは物理的に分かれた機能となるため、利用時にはアカウントを確認されます。Office365ユーザーは上部を選択しましょう。

【ユーザー作成】

f:id:mohessu:20171117205104p:plain

初めて利用の際は規約確認があります。

【規約確認】

f:id:mohessu:20171117210957p:plain

問題がなければAgreeへ。内容はちゃんと確認しましょう。

その後、コンプライアンスマネージャのツアー画面が表示されます。
Take the tourでどんなものなのか、確認がおこなえます。

f:id:mohessu:20171117211342p:plain

確認が終わると利用機能を聞かれます。
(Dynamics365でも間もなく利用可能となるようですが、今はまだ使えません。)

f:id:mohessu:20171117212631p:plain

Office365を選択します。わかりにくいですが、左側のSelect Productを押下するとOffice365を選択することができます。

f:id:mohessu:20171117212714p:plain

Nextを押すと、どういった内容で監査するか聞かれます。
気になるケースをチェックしましょう。

f:id:mohessu:20171117212817p:plain

全部チェックするとこんな感じに、、、

f:id:mohessu:20171117212916p:plain

Add to Dashboardでポータルにそれぞれの状態が表示されます。
マイクロソフトがコントロールすべき内容はすでに監査済みとなって表示されるようです。

f:id:mohessu:20171117214306p:plain

  例えばGDPR(一般データ保護規則)を開くと、Customer Managed Controlsの中の項目が未完了となっており、その項目の内容と誰にコントロールを委譲するか、いつ対応を行ったかなどを入力する項目が出てきます。

f:id:mohessu:20171118005230p:plain

これらの項目をすべてクリアすることで、GDPRをクリアしているとみることができるというわけですね。自社で利用している環境がクリアできているか推し量ることができるので、この分野の生産性は高まるのではないでしょうか。

ぜひこの機能を利用して、利用時の取り組みを可視化してみてはいかがでしょうか。

音楽:Skimsky

Office365 Proplus PowerPointのアイコン挿入

Office365 Proplusでは、Officeに次々の有用な機能を追加していく。というものがあります。
PowerPointで個人的にとても使える機能が増えていたので紹介します。

挿入メニューの図グループに、アイコンというものが増えているのです。

f:id:mohessu:20171115015938p:plain

押下すると、昔あったアバターには及びませんが、モノクロのわかりやすいアイコンがかなりの量出てきます。

f:id:mohessu:20171115014224p:plain

これを挿入すると今度はデザインアイデアへのいざないが、、、

f:id:mohessu:20171115015814p:plain

オンにすると、右ペインに挿入したアイコンに沿ったデザインが提案されてきます。

f:id:mohessu:20171115015852p:plain

ボタン一つでそれをプレゼンテーションに挿入することができます。

f:id:mohessu:20171115015840p:plain

プレゼンの中身はもちろん自分で作成する必要がありますが、イメージを補強してくれるのは大変ありがたいですね。

特に見せるのが苦手な私にはとても重宝する機能となっています。

音楽:瞳残照

Office365 アプリメニューが白地のものに変更されました

すでに変更された画面をみてびっくりされているケースがちらほらと出ていますが、Office365左上のボタン押下で表示されるメニューが変更されています。

【Office 365 Portal

f:id:mohessu:20171116000454p:plain

新しいアプリメニューは白地にアイコンと文字の組み合わせとなっています。
この形、Windows10のスタートメニューと同様ですよね。
これがWindows10時代のメニューということなのでしょう。

【新しいアプリメニュー】

f:id:mohessu:20171116000403p:plain

ちなみに古いアプリメニューはタイル形式だったため、Windows8時代のメニューとみることもできますね。

【古いアプリメニュー】

f:id:mohessu:20170914014615p:plain

アプリに目を向けていきます。
アプリをポイントすると三点リーダーが表示されるようになりました。

中を開くと「新しいタブで開く」、「詳細情報」と2つの項目が。

【アプリの脇には三点リーダーが】

f:id:mohessu:20171116001746p:plain

詳細情報を開くとアプリの説明が表示されます。

【詳細情報】

f:id:mohessu:20171116002712p:plain

メニューの下部にはOneDriveの機能が付いています。
新規ボタンを押下すると各種Officeドキュメントを作成することができるようになりました。
その下には最近利用したドキュメントが表示されるようになっています。

【ドキュメント一覧】

f:id:mohessu:20171116004129p:plain

この一覧はSharePoint、OneDrive双方の表示が行われます。

【最近利用したドキュメント一覧】

f:id:mohessu:20171116005419p:plain

すべてのアプリを押下するとトップに表示されていなかったものも表示されるようになります。

さらに三点リーダーのなかでは、「起動ツールに固定」というボタンでトップに表示することが可能です。

【すべてのアプリ一覧】

f:id:mohessu:20171116005816p:plain

後から追加したアプリについては三点リーダー内に「起動ツールへの固定を解除」という項目がでます。

【アプリメニュー】

f:id:mohessu:20171116005948p:plain

見た目の変更はユーザーへの影響がありますが、慣れればよいというものでもあります。
早い段階でどう使えばよいか、きちんと理解いただくことで生産性を上げていくことができるのでどんどん覚えるようにしていきましょう。

音楽:サイケデリックソウル

Windowos 10 Build17035のりんなIMEの設定方法

Windows10 Build17035の追加機能の一つにIME候補にりんなを追加するというものが増えています。

Lineで活躍中のりんながしゃべるような内容をIMEの候補に表示してくれるという、なんとも実用性に疑問が残りそうな機能です。

利用するにはIMEの設定を行う必要があります。まずはIMEの「A」もしくは「あ」を右クリックします。

f:id:mohessu:20171114232621p:plain

プロパティを押下し、設定を開きます。

f:id:mohessu:20171114232723p:plain

設定画面が開いたら、詳細設定ボタンをクリックします。

f:id:mohessu:20171114232747p:plain

予測入力タブに予測候補プロバイダーとして、りんな候補が表示されています。
これをオンにすることで利用が可能となります。

f:id:mohessu:20171114232823p:plain

クリックするとプライバシーの声明をチェックするための画面に遷移します。
はいを押下で利用可能となります。

f:id:mohessu:20171114232926p:plain

これで準備は完了

「は」と入力するとりんな候補は「は?」とだしてきました。

f:id:mohessu:20171114235727p:plain

「こんにちわ」では、こんな感じに。

「(✿✪‿✪。)ノコンチャ♡」はりんな候補ではないのですが、オフの時には出ていなかったはずなので、辞書的にも追加がある模様です。

f:id:mohessu:20171115004134p:plain

試しにフライトモードにして、サーバーと接続できなくしてみました。

f:id:mohessu:20171115002453p:plain

りんな候補はでなくなりました。

f:id:mohessu:20171115002354p:plain

 ※フライトモードから復旧させた直後はりんな候補は出なくなるようです。
 ただ、いつの間にか表示できるように戻っていたので、Webの状況を見て、アクセスするか検討してから表示しているみたいですね。

Insider Preview とはいえ、MSも思い切った方向に舵を持ってきましたね。
おそらく日本だからやれたことなのでしょう。Tayで痛い目見ている本国側では厳しかったに違いない、、

音楽:月船

Office365 新サインイン画面について

前にお伝えしたOffice365の新サインイン画面ですが、3フェーズの画面に更新されていました。

Office365にログインする回数が減るかもしれません。 - ()のブログ

ユーザーID→パスワード→永続化確認の流れで入力する形です。

【ユーザーID入力】

f:id:mohessu:20171112091342p:plain

まずはユーザーIDを入力します。この際にADFSに連なる会社IDを利用した場合、ADFSに遷移されます。今まではフォーカスが外れると即移動でしたが、新しい画面では次へを押した後に遷移する形に変更されています。

【会社アカウントを利用した場合(ADFS2.0画面)】 

こちらでは今まで通りパスワードを下段に入力し、サインインします。

f:id:mohessu:20171112091453p:plain

新しい画面では次にパスワードの入力です。
よく見ると、上部のユーザーID脇にIDカードのようなマークがあります。
まだ認証されているわけではないため、匿名の絵となっています。
無くてもいいかなーと思えてしまいます。
ユーザーIDが長すぎると三点リーダーで割愛されてしまうので、、、(ToolTipsとしては全量が表示されるようです。)

【パスワードの入力画面】

ここは単にパスワードの入力のみですね。入力したらサインインを。

f:id:mohessu:20171112091704p:plain

 これが新しい画面、サインインの維持(永続化)です。

【サインインの維持】

もともとサインインしたままにする。というチェックボックスだったものがはい/いいえで選べるようにかわりました。昔はパスワードを保持(保存)するなんて危ない。といわれていた時代もありましたが、何度も入力する方が危ない。という考え方が浸透していることもあり、この問いかけは意外としっくりきますね。

f:id:mohessu:20171112091802p:plain

一応まだ古いサインイン画面を利用することはできますが、遅かれ早かれ入れ替わるものでもあるため、新しい画面を意識しておきたいところですね。

音楽:先軸のなぞるもの