Office365 Outlook on the WebのSkype for Business機能

Office365のOutlook on the webですが、右側にSkypeマークが出ているのはご存知でしょうか。

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このマーク、そのままSkype for Businessを利用するためのボタンとなっています。

【連絡先と連動しやり取りする方の一覧が表示されます】

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そのままユーザーをクリックするとIMを開始できます。

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機能としての目新しさはないのですが、このWebでのIMが充実してくると、GoogleFacebookに引けを取らない使い勝手になると思うんですよね。

似たような機能ですが、実はYammerにも搭載されていたりしました。
ただ、いつの間にか使えなくなってるんですよねえ。

そのうちOutlook on the webと同じ機能がYammerにも搭載されるんでしょうかね。
SharePointなどもふくめ、Office365全体で利用できるようになれば良いのですけれど。

音楽:Pulse

Office365 Teams アプリの最近の状況

マイクロソフト一押しのMicrosoft Teams。今も日々更新が繰り返されています。
この時点での最新は1.0.00.16451でした。

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最近は起動すると全画面表示から始まり、週の会議予定が表示されるようになっているようです。1日の作業の始まりは予定ありき。ということを示されているのだと思います。初期のOutlookの構想に近い感があり親近感のわくとてもいい考え方ですね。

機能の面ではTeamsアプリを導入できるようになった点が目新しいでしょうか。

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アプリの検出を押下すると、大量のアプリが表示される状況となっています。

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面白そうなアプリを登録してみましょう。
ちゃんとしたロール管理機能が付いていますね。
アプリがどんな機能を欲しているのか一目瞭然です。

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追加を行うと、追加できたことを示す画面に遷移します。

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これでこのアプリを利用できるようになりました。
下部に記載のあるように、タブを追加して利用するようなので押してみましょう。
Wikiの隣にある+をクリックします。

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すでに利用することになったアプリは上部に表示されます。

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タブを追加前に設定すると完了です。

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これでタブが追加されます。

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タブを追加すると、会話のほうに流れます。

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今回はyoutubeを連携してみましたが、使い方は様々考えられますね。
チーム作業のチュートリアルを付けておくなど動画で状況共有というのも面白そうです。

どんどん機能が増えて日々発見という感じですが、これからもどんどん利用していきたいと思います。

音楽:Escaflowne

Office365 SharePoint Onlineで埋め込みコンテンツのあるページを簡単に作成できるようになるようです

SharePoint Onlineで著名サイト外の埋め込みコンテンツを利用しようとする場合、今まではサイトコレクションごとにシェルコマンドを実行する必要があるなど、とても使い勝手が良いものとは言えませんでした。
この8月から9月にかけ、この部分が改善され簡単に差し込みができるようになるようです。
また、デフォルトではyoutube.comなど著名なサイトのみが埋め込めるようになっていましたが、今後このデフォルトのサイト群が更新され、安全であるサイトがより簡単に選べるようになるようです。

というわけで、あと数か月で簡単に設定ができるようになるようですが、現段階で埋め込みコンテンツをサイトに公開したい場合の設定方法を記述しておきます。

以下サイトからManagement Shellのモジュールをダウンロードしインストールしておきます。

Download SharePoint Online Management Shell from Official Microsoft Download Center

 

SharePoint Online Management Shellで以下構文を打ち込みます】

赤字は適宜変更ください。

$adminUPN="UserName@CompanyName.onmicrosoft.com"
$orgName="CompanyName"
$userCredential = Get-Credential -UserName $adminUPN -Message "Type the password."
Connect-SPOService -Url https://$orgName-admin.sharepoint.com -Credential $userCredential


Set-SPOsite "https://SiteCollectionName" -DenyAddAndCustomizePages 0

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コマンドが正常に通るとサイトコレクションの管理に「HTML フィールドのセキュリティ」が現れます。

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コマンド実行前はこの項目がありません

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このサイトの管理画面もモダンSharePointサイトでは見つけにくくなっています。

遷移するには以下のように移動します。

【歯車からサイトコンテンツを表示します】

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【ナビゲート部分にサイトの設定があります】

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これで準備は完了です。上記作業で出てきたHTMLフィールドのセキュリティを設定しましょう。ここに自分が利用したいサイトを埋め込むことで、利用できるようになります。(埋め込み対象はHttpsである必要があります。)

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デフォルト設定されているサイトは以下の通りとなります。

youtube.com
youtube-nocookie.com
player.vimeo.com
bing.com
office.microsoft.com
officeclient.microsoft.com
store.office.com
skydrive.live.com
powerbi.com
sway.com
docs.com
microsoftstream.com
calendar.google.com
channel9.msdn.com
forms.office.com
videoplayercdn.osi.office.net
google.com

 

これで後はiframeを埋め込むだけ。

埋め込みパーツにiframeタグを読み込ませるだけで設定完了です。

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こんな感じに埋め込みます(googleMAPはデフォルトでサポートされています。念のため)

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ちなみにリストに追加していない場合は、埋め込みWebパーツの表示が異なってきます。

【リストに追加していない場合のエラー】

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というわけで、利用開始まではなかなか骨の折れる状態だったので、この辺りが改善されると公開するコンテンツの幅も大きく変わってきます。

早く設定できるようになってくれるとありがたいですね。

音楽:fish~silent cruise

 

Office365 SharePointのサイト利用量が表示されるようになりました

少し活気が弱含んでいたSharePointですが、ここにきて機能の追加の話題がちらほらと出てきています。

今回はサイトの閲覧数とアクセスの多いコンテンツを表示する機能が付加されました。

SharePointサイトの左ペインからサイトコンテンツを表示すると、上部にこの表示がされるようになります。サイトコンテンツを押下した直後はスクロールが下のほうに移動しているのですこし上側を見るとタイルが張られている状態となっています。

【こんな表示になっています】

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【データがある場合はレポートも表示可能です】

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【レポートでは、ファイルのアクセス件数がバーグラフで表示されます】

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この機能、私のテナントではすでに利用できますが、すべてのテナントで利用できるようになるのは7月末となるようです。

音楽:宵越しの祭り

Office365 Exchange Onlineのカレンダーに予定削除用コマンドレットが実装されます

いままで、Exchange Onlineに作った予定を削除するには、EWS(Exchange Web Services)を利用して予定を削除する方法が一般的でした。

そこに新たに、Powershellのコマンドレットを用いた削除方法が追加となります。

コマンドはRemove-CalendarEventsというもので、8月末までに全テナントで利用できるように順次展開されるとのことです。

Remove-CalendarEvents

実際私のテナントでは利用できない状況ですが、EWSの場合は最大1,000件の予定までしか操作できないという使用上の注意があったりしました。
こういった点が解消されるのであれば、このコマンドレットは強力かもしれません。

他者の予定を操作するというコマンドのため、個別に権限を与える必要はあるのですが、予定の洗い替えなどではシステム的に実施したい。などというケースにおいては威力を発揮する予感がします。

こういった新機能の提供を契機として、運用シナリオの再検討を実施するのもありかと思います。ぜひ一度自分の会社の運用が理にかなった状態なのか棚卸をしてみてはいかがでしょうか。

音楽:雨に濡れた慕情

Windows 10 Build 16226の続き

Windows10 Insider PreviewのBuild16226ですが、EdgeやIME系もバージョンアップしています。意外なところではInternet Explorerも少し変わったようで、タブの位置が変えられるようになっていました。

起動したときに違和感が。。。
違和感の理由は下のほうに書いてありました。

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タブを選択して右クリックすると「別の行にタブを表示」という項目が。
押すと、、、

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前のスタイルですね。URLの横にタブが来るようになりました。

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IMEも大幅にバージョンアップしています。
まずはキーボードから。

 タブレットモードに変更し、キーボードを表示します。

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 このキーボードボタンを押下します。

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メニューから上段中央の縦のマークを押すとフリック入力に。

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フリック入力の日本語が、カーブフリック対応に変わりました。
(濁点、半濁点を直接入力できるようになりました。また、入力補助の先読みも、名詞もはいる形で実利用にも耐えうるレベルですね。)

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さらにIMEの辞書がかなり良くなっています。
1つは英単語。
日本語で入力すると、自動的に変換してくれます。

以下は「まざー」と入力したケース。motherに変換してくれる!

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 ほかに、同音異義語などがあった際に辞書が表示され、
その辞書からWebを引くこともできるようになりました。

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右ペインをクリックするとBing検索が立ち上がります。 
ちょっとした機能ですが、手数は明らかに減るところかと。

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こういった小さな改良点から、先日のような大きな改良点までざまざまな角度から機能の革新や使い勝手の向上を進めるこのスピード感、見習いたいものです。

音楽:leaving on Red hill

Windows10 Build 16226 リリース

今回のInsider Previewもかなり多くの更新が含まれています。
Creators Updateまでは毎週更新でしたが、Fall Creators Updateに向けては2週に一回になったんですかねぇ。
更新が多くてチェックが楽しいです(笑)

今回目を引いたのはタスクマネージャーのプロセスまとめ機能でしょうか。
プロセス全体でどれだけパワーを喰っているかわかるので結構便利です。
最近のChrome、プロセスレベルでの分離が多くて、実態がつかみにくかったので、、、

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そのほか、GPUのパフォーマンスが表示できるようになりました。
最近はGPUを駆使したビジネスアプリとかも多くなってきてるので、これは良いですね。
運用を進めるチームはこの辺りも指標に入れ始める時が来る感じですね。

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GPUはいろんな尺度からパフォーマンスを見ることができるようです。
3D、Video Decodeあたりはわかりやすいですが、同名があったりと、今後ブラッシュアップされていく感じですかねぇ。まだ一発目なので、機能がなくならないことを祈って、レベルアップを期待したいです。

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そのほか、いつも通りEdgeに大幅な改定が入っているようです。
とうとうChromeからインポートができるようになったとか、、、
そろそろ完全体になってきた感がありますね!

音楽:笑ってた