Office365 SharePoint コミュニケーションサイトでフッターを表示できるようになります

SharePoint Onlineでは簡単にユーザー向けのサイトが作成できることが一つの売りとなっています。

このサイトの中で、コミュニケーションをとる目的のテンプレートが展開されているのですが、そのテンプレートを利用した場合にページフッターを付ける機能が2019年7月中旬よりリリースとなるようです。

私の手元ではまだ展開されていないのですが、イメージは以下サイトを見るとわかりやすいかと思います。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/sharepoint/dev/features/site-footer

この機能がテナントで有効となると、すべてのコミュニケーションサイトにてフッターが強制的に表示されます。

これを止めたい場合、事前にPowerShellを用いて停止させておく必要があるとのこと。

PnPPowerShellを用い、以下の形式でコマンドを実行すればよいようです。

 

Connect-PnPOnline -Url "<SiteURL>" –Credentials (Get-Credential)
$web = Get-PnPWeb
$web.FooterEnabled = $false
$web.Update()
Invoke-PnPQuery

PnPPowerShellがインストールされていない場合は以下コマンドを実行すればインストールが可能です。

Install-Module SharePointPnPPowerShellOnline

フッターが増えても大きなユーザー影響はなさそうですが、見栄えの維持を行いたい場合は先にコマンドを実行しておきましょう。

音楽:Cat Blues

windows10 設定アプリのヘッダーが再度復活したようです

Insider Previewでは何度か顔を出してはもとの形に戻ったりを繰り返していた設定アプリのヘッダー表示について、再度表示がなされるようになっていました。

Insider Previewをオンにした環境の中でも一部のPCのみ置き換わっており、まだすべてのユーザーが利用できるわけではないようです。 

前と大きくは変わっていないのですが、リワードが表示されたりされなかったりしていた中なので、戻ってきたということはかなり推していきたいという表れなのでしょうか。

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上部のMicrosoftアカウントの部分もリンクとなっており、MSAを利用している場合は以下のページへ遷移します。

https://account.microsoft.com/

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このページ、うまく活用するとデバイスの場所などを特定したりできるため、実は重宝するページだったりします。

正直あまり浸透していない気もするので、もう少し宣伝しても良いような。
ビジネス向けではなかなか利用しにくいのかもしれませんが。

 

他のPCでInsider Previewに入っているPCを見てみたところ、以下のように今までの表示のままとなっているケースもありました。

この辺りは最近よくやっているABテストみたいな感じで、ランダムに表示されるUIを変更するような対応をしているように感じられます。 

使いやすさのフィードバックが次のUIを決定づける形だと思うので、楽しみながら設定を見ていくことができますね。

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このABテストは今後もいろいろなところで使われそうです。

先日お伝えしたサインイン時のパスワード排除もその一つかと。

もはやInsiderは複数PCで開始するものになったのかもしれませんね笑

音楽:ラクエン

Office365 Teamsでライブイベント翻訳機能が使えるようになります

2019年7月より、Teamsからのライブイベントにて、翻訳機能が利用できるようになるようです。

リリースは以下のサイトにて発表されていますね。

https://support.office.com/en-us/article/1d6778d4-6c65-4189-ab13-e2d77beb9e2a

サポートされる翻訳後の言語は50か国語となっています。
翻訳前の言語は開始直後は英語とドイツ語、中国語となっているので、日本語からの翻訳はもう少し時間がかかるのかと思われます。

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機能の設定はどこから行うのか。というところですが、
詳細は記されていないもののおそらく会議設定の中で実施することになるのかと思われます。

2019年6月現在ではTeamsから発信するライブイベントは録画と活動レポート、QA程度が設定できるのみとなっています。

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一方、Teams以外の外部機材を用いたライブイベントでは。キャプションをあてるなどができるようになっているので、外部機材向けの設定をより高度化した状態をゴールとするのかと。

現在はイベント後にキャプションを付けられる程度で、言語も英語スペイン語だけが選べる形ですからね。

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翻訳の質など気になる点はいくつかありますが、まずはスタートしてみるというのがITのあり方ですよね。
このスタンスを貫いて、どんどん良いものになっていくことを切に願います。

音楽:Time to die

Windows10 Insider Preview Build 18396リリース

Windows10のInsider Previewですが、今週も新機能が追加されてきています。

徐々にですがバグフィックスから新機能の追加に軸足が移ってきた感が出てきました。

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今回の更新は、少しばかり利便性が高まる機能が追加されています。

タスクバーの時刻表示からカレンダーを出した際に、当日の予定を入力できるようになったのです。

予定またはリマインダーを追加しますと書かれたところに予定を入力しましょう。

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すると時間や場所を入力する欄が現れます。

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なお、利用にあたってはいくつか注意が。
まず、時間は24時間表記なので、0:00として時間を入力しても過去予定となる点は注意しましょう。また、ドラムロール型の選択画面で、0時~23時がループし続ける形になっています。Windowsでは珍しい方式な気がしますね。
そして、予定を入力すると右側に色付きのマークが表示されます。
このマークと予定表がリンクするため、自分の予定表が複数ある場合は注意して設定しましょう。

データはメールのカレンダーに連携されています。

カレンダーアプリと連動するという形ですね。

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Webで見てもすぐに連動してくれていることがわかります。 

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さらに、私のPCにはまだ配布されていませんでしたが、Windows Helloを簡単に利用させるための設定アプリ上のトグルスイッチが導入されているようです。

設定 - アカウント - サインイン オプションにスイッチが入ってくるようです。

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そのほか、Android端末の画面をPCに表示するPhone Screenの機能がSurface各種に対応するようになったとのこと。

ようやく機能の充実がはかられてきた感がありますが、20H1はこれからが本格的な始動になってくる感じですかね。
19H2に20H1、さらには既存のバージョンに対するQUと、バージョンが大量に存在するWindows10。リリースから4年経ち、ようやくWaaSのあり方も問題が提起されながら理解もされてきている感があります。この流れを良い形にして続けていってもらいたいですね。

音楽:Memory
 

Microsoft 製品利用規約が更新されます

Microsoftから利用規約が2019年8月30日に更新されるというメールアナウンスがなされていました。

今回の対象はMicrosoft クラウドサービスとビジネス系以外のコンシューマ系製品群となっています。

【送付されてきたメール】

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更新後の規約は以下に全文が掲載されています。

Microsoft Services Agreement

今回更新となる部分の規約概要は以下のアップデートに記されています。

アップデート

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全部で14項目が挙げられていますが、今まで述べていたことを180度転換するような内容は無く、今まであいまいだった記述を正す方向でまとめられているようです。

ビジネス向けには冒頭で記したように、個別契約が優先されるためか今回の変更の枠組みには入っていないようです。

この手の文書は解釈をあいまいにしないようにするため、読み解くことが難しいことが多いです。こういった概略を付けてわかりやすくする努力は並々ならないものを感じずにはいられません。また、規約の更新を事前に通知してくれるのも助かりますね。

クラウドの世界は、どんどん状態が進化することもありこういった規約の更新も一般的に行われていくものかと思います。利用する側としては、こういったものを理解してく力も必要になるということを忘れないようにしていきたいですね。

音楽:MUSAWE

Office365 Proxy設定用PACファイルの作り方

Office365を利用する際は、できる限りマイクロソフトの提供するエンドポイントに近い位置に接続を行うことで、パフォーマンスを最適化することができるように調整されています。

そのため、ドメイン情報とIPアドレスが以下サイトで提供されています。

https://docs.microsoft.com/en-us/office365/enterprise/urls-and-ip-address-ranges

この情報を基にPACファイルを作成し、接続を最適化するケースがあると思いますが、そのPAC作成を支援するツールがPowerShellGalleryに展開されていました。

https://www.powershellgallery.com/packages/Get-PacFile/

利用方法はPowerShellよりコマンドを用いスクリプトをインストールし、実行するだけ。

これを利用することでドメイン情報とIPアドレスのサイトをチェックしてPACを作成するという手順を自動化することも可能です。

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まずはPowerShellを管理者で起動し、以下コマンドを実行しましょう。

Install-Script -Name Get-PacFile

Installパスを変数に加える、リポジトリを信用するかを聞かれますので、両方ともYを選択しましょう。

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これでインストールは完了です。

これで以下コマンドを実行すると、実行できます、、、が、クライアントOSの場合はps1は実行できない様に初期設定されていることを忘れました。

Get-PacFile.ps1

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そんなエラーが出たときは、PowerShellを起動するShellを書きましょう。

powershell -ExecutionPolicy RemoteSigned Get-PacFile -Type 1 -Instance Worldwide -TenantName Contoso -ClientRequestId b10c5ed1-bad1-445f-b386-b919946339a7

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このコマンドにはいくつか引数があります。

上記で打ったコマンド引数は以下。

-Type:1と2を取ります。1は最適化、2は最適化と許可のドメインを一覧で並べてくれます。
-TenantName:自分のテナント名。SharePointドメインはテナント名が入るため、設定することになります。
-ClientRequestId:PowerShellを起動するクライアントのリクエストID。これは適当なGUIDでよさそうです。generatorで作成して用意しましょう。

Type1での出力結果

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Type2での出力結果

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このコマンドは-FilePathをファイル出力する機能などもあります。

IPの設定は用意されないなど実利用には一部足りないところもあるので、自分で使いやすいように改良して使うのがよさそうです。

全体のShellは以下に公開されているため、これを確認しながら使いやすいように作っていきましょう。

https://www.powershellgallery.com/packages/Get-PacFile/1.0.4/Content/Get-PacFile.ps1

音楽:インフィニティ #7

Office365 Exchange Online向けの証明書が一部有効期限切れを迎えています

 

2016年5月に以下の投稿でExchangeハイブリッド展開している際に空き時間の情報が参照できなくなった際の対応方法をうたっているのですが、2019年になり、再度証明書を変更する時が来ているようです。

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/2928514/free-busy-lookups-stop-working-in-a-cross-premises-environment-or-in-a 

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2019年7月5日にMicrosoft Federation Gatewayの証明書が最新のものに入れ替えられたという情報が入っています。

このFederation GatewayはExchangeサーバーとExchange Onlineをハイブリッドで利用している場合、通過することとなります。(確かAzure AD RMSもここを通っていたような記憶が、、、)

この証明書を入れ替えない場合、証明書の期限切れで会議予定の情報が取得できないという問題が発生することになります。

Set-FederationTrust -RefreshMetadataコマンドを実行することで更新することができますが、Windows Server 2012上のExchange Server 2013以降でないと自動更新されないようなので、2008サーバーを利用していたり、Exchange Server 2010を利用しているケースでは上記コマンドの実行を忘れないようにしましょう。

サーバー側の証明書が無効になった際に手を入れるというのはそうそうないので、こういったタスクは忘れないようにしておきたいですね。

音楽:うみと魔法とぼくらの日々