Office365 ProPlus Excel コメント機能が新たな形で実装されています

Office 365 ProPlus の Excel で共有編集を利用されている方は数か月前からの変化で気が付かれていると思いますが、校閲リボンにあるコメント入力方法が、より共有利用を意識した内容に変化してきています。

今回はその変化をご案内させていただきたいと思います。

まず、変改の大きな点は共有編集を意識し、メンションができるようになったことでしょうか。
以下のように、コメント入力時に @ を付与することで、ユーザーメンションができるようになりました。

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メンションされるとメールでメンションされた旨が通知されてきます。
以下のようなメールですね。
変更されたばかりなので、メールですが、今後はTeamsチャットなどへのリアルタイム通知なんかも期待してみたいですね。

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また、コメントは右側に一覧表示できるようになっています。
気にしておきたいのは、 Ctrl + Enter で入力確定しないと編集中が続くことです。
右側を見てもらうとわかると思いますが、コメント入力中はほかのコメントを作れない仕様になっています。確定しないと別のセルを見ていても編集中状態が続くので、追いにくいという弱点が汗

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ちなみに旧来コメントといわれていたものはメモという名でコメントの脇に用意されています。

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実施するとこんな感じに懐かしの黄色いコメントが。

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正直なところ使い分けるような内容でもないものだと思うので、基本はコメントを今後は利用していくことになるのかと思います。

Excel は使いやすい反面、オブジェクトのテキストも含め、複数のメモ的要素があるので、うまく近いわけを決めていきたいですね。

音楽:Ephemera

Office365 Excel Online でAutomationがサポートされるようになりました

Office 365 には Web から利用できる Office アプリが利用できるのですが、 Office 365 ProPlus の方が高機能で、まだまだ主として利用するのは難しい状況でした。
しかしながらこの 1 月に、その状況を大きく変えるかもしれない機能がリリースされました。

それは以下の Office Scripts in Excel です。

https://support.office.com/en-us/article/introduction-to-office-scripts-in-excel-9fbe283d-adb8-4f13-a75b-a81c6baf163a

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簡単に言うと、 Office のセル操作を自動化する Script を動作させる機能なのですが、面白いのは VBA マクロのように操作手順を録画する機能が提供されたことです。

この録画機能は javascript ベースの typescript で、Web の知識があれば簡単に利用することができるのです。

API も以下のサイトから確認することができ、使用方法のサンプルも同様に提供されています。

チュートリアル

https://docs.microsoft.com/en-us/office/dev/scripts/tutorials/excel-tutorial

【使用方法のサンプル】

https://docs.microsoft.com/en-us/office/dev/scripts/develop/scripting-fundamentals

利用するためには Microsoft 365 管理センターより設定 - 設定 - サービスの Office Scriptsから設定を有効化していく必要があります。

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まだプレビューのため、英語の表記になっていますね。 

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上記ページは以下の URL から直接遷移することも可能となっています。

https://admin.microsoft.com/AdminPortal/Home#/SettingsMultiPivot/:/Settings/L1/OfficeScripts

設定直後はリボンに表示されませんでしたが、 365 なので設定後数時間すると利用できるようになるものと思われます。

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VBA だとなかなかとっつきにくかった人も多いのではないかと思いますが、 javascript になることで、利用者のすそ野が一気に広がりそうですね。最終的には Office 365 ProPlus のマクロも置き換わってくると、 Excel VBA の本格的な EOS が始まるのかもしれません。

手軽なマクロと Web 技術の融合で、さらなる Office の進化が促されると相乗効果でさらなる生産性の拡大が見込めますね!

音楽:云雀

Office365 Chrome 80でOffice365への接続に関する動作が変わるようです

2019 年 9 月に案内させていただいた、 SameSite 関連で Office 365 に接続できなくなる問題ですが、 2020 年 2 月 4 日 リリースの Chrome 80 にて本格導入されるようで、マイクロソフトが注意喚起に走っています。

http://mitomoha.hatenablog.com/entry/2019/09/25/005200

Office 365 関連は対応が完了しているようなので、標準機能だけで利用している分には大きな問題にはならなそうなのですが、カスタマイズしている観点などで問題が起きないか確認する注意喚起ですね。

https://docs.microsoft.com/en-us/office365/troubleshoot/miscellaneous/chrome-behavior-affects-applications

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ADFS を利用している場合は 2020 年 1月 14 日の更新適用、 Exchange / SharePoint / Skype for Business クライアントは個別にアップデートを行うようにとのこと。

影響を調べ、動作状況によって修正するか、一時的に緩和策をとるか検討せよという案内になっています。

念のため new Microsoft Edge でも確かめてみましたが、同じ項目の設定がありますね。
デフォの設定は読み取れなかったのですが、 Chrome 80 では Enable にすると影響を確認できるようなので、既存の動作にさせたい場合は Disable に設定せよということなのかと。

edge://flags

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ちなみに、起こりうる問題は、 ADFS などクロスサイトするケースでループが発生するような内容とのこと。
ログインができなくなるというのが一つの問題として抽出されています。

Chrome を利用して Office 365 に接続されている場合は確認を行っておきましょう!

音楽:Skip

Office365 ProPlus 海外ロケーションにおける2002インストールデバイスのサーチエンジンが変更されるようです

タイトルを書いていて何を言っているのか一瞬わからなくなりましたが、なんと Office 365 ProPlus を導入している環境で、 Chrome の規定のサーチエンジンを変更し、 Bing に入れ替えるようです。

これは、 Microsoft Search の機能を有効活用させていくために導入する施策なのかと思われます。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/DeployOffice/microsoft-search-bing

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ビジネス向け ProPlus 対応というわけで、混乱は少ない。と考えたのでしょうか。
結構大きなインパクトが出てきそうな内容ですが、、、
確かにファイルの検索を統合したことを考えると、イメージの沸く方針でしょうか。
ただ、結構強引な感じもしますよね汗

以下にあるように、半期では 2020 年 7 月、対象指定では 2020 年 3 月から導入される内容となるようです。
また、受信場所として米国をはじめとした 7 か国、その中に日本は入っていないようです。書きっぷりからすると、日本語版とか米国版というくくりではないようで、デバイスの IP に基づくとあるので、なんらか IP をチェックする機構があるものと推測されます。アクティベーションの IP などから見るのでしょうか。

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具体的には以下の拡張機能がインストールされるということですね。

その中で Default の値を変更できるということになっています。

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影響が大きそうな変更なので、特に海外で利用をしている方はこの件を意識しておいた方が良いかもしれません。

音楽:Silent Star

Internet Explorer EOS 後初の脆弱性が見つかったようです

Windows 7 が EOS となり、セキュリティ更新プログラムの新規提供が行われなくなりましたが、早くも IE に関連する箇所で脆弱性が発見されたようです。

https://portal.msrc.microsoft.com/en-US/security-guidance/advisory/ADV200001

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内容は古い jscript エンジンに脆弱性が見つかって、リモートコード実行がなされてしまう可能性があるというものでした。

結構幅広く Internet Explorer が影響を受けるようで、 Windows 7 のみならず Windows 10 もその対象となっています。

https://portal.msrc.microsoft.com/en-us/security-guidance

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互換性のために用意されている jscript.dll のようなので、これを明示的に利用させる方法があるのかわからなかったのですが、既に悪用を確認しているということのようなので、対処を意識しておいた方が良いかもしれません。

対処としては以下のコマンドを実行し、 jscript.dll へのアクセス権を制限してしまえばよいようです。

具体的には以下コマンドですね。

32 bit 環境では、以下のコマンドを実行することで緩和することができるようです。

takeown /f %windir%\system32\jscript.dll
cacls %windir%\system32\jscript.dll /E /P everyone:N

64 bit 環境では、上記に加えて以下コマンドを付け加えましょう。

takeown /f %windir%\syswow64\jscript.dll
cacls %windir%\syswow64\jscript.dll /E /P everyone:N

Windows XP の EOS 時は直後のセキュリティ問題に対して更新を行っていたような記憶もあります。
もしかすると Windows 7 も更新があるかもしれませんが、今後も踏まえ Windows 10 への乗り換えを検討しておいた方がよいかもしれませんね。

音楽:ほうせんか

Windows10 Insider Preview Build 19546リリース

今週も Insider Fast は活発に動いています。

 Insider Preview Build 19546 がリリースしました。

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このバージョンでは、電卓が更新されたということだったので試してみようとしたのですが、なんと更新されていませんでした汗 

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新機能はグラフ表示ができるようになったということなのですが、メニューに表示されてきません、、、

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バージョン表記も 2020 ではなく、 2019 なのでうまくインストールできていない感じでしょうか。

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残念、、、
と思ったのですが、もしかするとと思い、  Microsoft Store を開いてみました。
すると、更新プログラムに Windows 電卓 の文字が。
そうでした、 UWP アプリは更新が別でしたね。

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早速インストールを行っていきます。 

ここで初めて気が付いたのですが、 Microsoft って更新履歴がわからないのですね、、、
これ、致命的にまずいような、、、

気を取り直して再起動したところ、 Graphing という項目が Preview という文字とともに追加されていました。

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バージョンも新しくなりましたね。
2020 年のコピーライトに。

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Graphing を起動してみると以下のような表示になりました。
残念ながら小さい画面での利用は考えられていなさそうです。

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 画面をフルサイズにしてようやく利用できる感じですね。

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関数を入力するとそれに対応する線が引かれる形となっています。
リアルタイムに変形するので、面白いですね。

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更に面白いのは、変数を使えることです。
文字を入れると勝手に変数化され、下部にあるスライダーでグラフを動かすことができます。
これは面白い!

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まさか電卓の更新が来るとは思わなかったのですが、観点は面白いですね。
OS はこういった面白さが重要なのかと思います。ぜひこれからもこういった新機能をお願いしたいところです。

音楽:Ura l'eternita

Office365 ProPlus Excelでクラッシュが発生していたようです

最近 Office 365 関連の大きなトラブルが断続的に起きていますね。
今度は ProPlus Insider Slow の 32 bit Excel で、印刷、マクロ、ズームなどの操作でクラッシュする状況となっていたようです。

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既に更新ファイルが提供されたようで、 2020 年 1 月 17 日付で更新が提供されています。

https://docs.microsoft.com/en-us/officeupdates/update-history-monthly-channel-targeted

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修正だけでなく、 Word に追加機能が入っていますね笑

https://docs.microsoft.com/en-us/officeupdates/release-notes-monthly-channel-targeted

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残念ながら日本語ページでは更新が追いついていませんでした。
非英語環境でのクラッシュの問題なのですが汗

この話でちょっと分かるのは、 すでに Office 365 ProPlus も 64 bit を中心に検証されているということでしょうか。
Office 365 ProPlus の Bitness 選択は以下に細かな話がありますが 64 bit のほうが先に来ているので、お勧めされていると考えたほうが良いですね。 

https://support.office.com/ja-jp/article/64-%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%88%E7%89%88%E3%81%BE%E3%81%9F%E3%81%AF-32-%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%88%E7%89%88%E3%81%AE-office-%E3%82%92%E9%81%B8%E6%8A%9E%E3%81%99%E3%82%8B-2dee7807-8f95-4d0c-b5fe-6c6f49b8d261#32or64Bit=%E6%96%B0%E3%81%97%E3%81%84%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3

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今回は対象が Insider Slow なので、こんなものだとは思いますが、コミュニティをチェックしながら安心を確認してから導入していくという考え方は忘れないようにしたいですね。

音楽:Dogs And Angels