Microsoft DOS が Open Source になったようです

Windows は現在バージョン 11 となっており、そろそろ 12 が出るのではないかという話題が出るほどになっている今日この頃ですが、このご時世に MS-DOS 4 が OSS として公開されたようです。

https://cloudblogs.microsoft.com/opensource/2024/04/25/open-sourcing-ms-dos-4-0/?WT.mc_id=WDIT-MVP-5002496

MS-DOS というのは Microsoft Disk Operating System の略で、その名の通りフロッピーディスクで提供されたオペレーティングシステムで、 Windows がリリースされるまでの間パソコンの OS としてマイクロソフトの利益供給源となっていたソフトウェアでした。

バージョン 4 は 80 年代末にリリースされたものなのですが、記憶ではリリースされた後もバージョン 3 がいろいろなところで利用され続けていたような気がします。

というわけで以下の GitHub にソースファイルがおかれており、 MIT ライセンスの元で配布や改変が行えるようになっています。

https://github.com/microsoft/MS-DOS

かなり古い OS ではありますが、その面白さは絶大です。

例えば BOOT の中を見てみると、、、過去のコメントなんかも残っているようなんですよね。

現在となっては偉人級の人たちの業績になると思うのですが、めったに拝めないコードだと思うので、一度目を通してみると面白いかもしれません。

音楽:Transmission