2024 年 9 月の更新で Outlook on the Web のサインイン方式が変わるとのことがアナウンスされていました。
パブリック クライアント認証モデルという方式に変わるようで、これにより 24 時間以上セッションを開いていると、再度サインインするように警告メッセージが表示されるようになるとのことです。
メッセージは以下のようにわかりやすく出るようです。
この変更は MSAL という認証パッケージを利用しているため Google のサードパーティ Cookie ブロックの対象となるようで、そのあたりの問題を回避するための施策のようです。
MSAL の詳細は以下の Learn を見るとよいでしょう。
認証に Entra ID の SSO や Windows 統合認証を活用するためにこの更新が必要になるのかと思われます。
今後は Azure AD 参加を用いた SSO または Microsoft Single Sign On 拡張機能の利用を行わない限り認証を定期的に入力するようになると覚えておくとよいでしょう。
ちょっと面倒な感じになりますが、サードパーティ Cookie ブロックはいたるところで話題になっているので、今後、対応が必須となる類のものなのでしょうね。
この Microsoft 365 での変更を機にもっと細かく見ておくのが良いのかも知れません。
音楽:Ubique