Microsoft Entra が発表され Azure AD などがこのグループになるといわれてから数か月が経ちますが、初期に発表されていたもう一つの機能である Verified ID が 2022 年 8 月 8 日にリリースとなったようです。
以下のサイトを見るとオレンジ色の枠に GA した旨が書かれていますね。
https://www.microsoft.com/en-us/security/business/identity-access/microsoft-entra-verified-id
ここにあるリンクをたどるとどういったときに利用できるかいくつか事例を交えて教えてくれています。
以下図はイメージを端的に表したものですね。物理カードみたいなもの。とされていますが、まさにこんな感じでしょう。第三者に向けて提示する自己証明ですね。
この Blog には事例がいくつか乗っているのですが、わかりやすいのは学校の事例ですね。卒業生ということを周知する方法として学校側が証書として発行するような使い方を出しています。
一部の大学ではすでに利用されているようですね。
この Verified ID は docs も用意されていて、そこで文字例を確認することができます。
こちらは従業員に対して発行し、提携している企業の割引制度を使うための認証に活用するような方法が書かれています。
こちらは Verified ID 発行者主導で活用可能なシナリオなので広がりが出るかもしれませんね。マイクロソフトさんが取り組んだら一気に進みそうな内容です笑
ちなみに日本のサイトではまだプレビューの文字が消えていませんでした。
そのうち GA がアナウンスされれると思われます。
ちなみに英語サイトでは利用は Free と書かれていますね。
Entra には管理センターが用意されているので、こちらから作成などが行えるようです。検証済み ID というのが日本での呼び名ですね。
https://entra.microsoft.com/#home
個人での利用にはハードルが高くどこまで使われるようになるかまだ未知数ですが、まだこの手のサービスは少ないので、チェックしておくとよいかと思います。
音楽:地の淵の原理