Microsoft 365 メッセージセンターの記事を読んでいたところ、ちょっと面白い話題が載っていたので共有したいと思います。
どうもこの Learn を読むと、 Teams Rooms の一部機種で導入した会議室内のユーザーを音声判断してくれるインテリジェントスピーカー機能が利用できるようになっているようなのです。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/MicrosoftTeams/rooms/voice-recognition?WT.mc_id=M365-MVP-5002496
インテリジェントスピーカーを搭載している Teams Rooms では話者認識を行ったうえでユーザーごとに文字起こしができるという内容ですね。
このシナリオはおそらく会話の内容を精度よくチェックできることなのですが、この機能で特に気になるのは Copilot との相性ですね。
同じ Learn の中にも記述がありました。
人と発話を紐づけられるため、その情報を利用して Copilot の要約機能が利用できるというわけです。
近頃はリモートワークも一巡し、社内外両方を活用したハイブリッド会議が増えていると思います。そういった状況に即した対応を考えているという感じでしょうか。
なお、この機能を利用するには事前の話者登録が必要なようです。セットアップ手順はこの Learn に書かれているのですが、ちょっと手間がかかるというところは覚えておいたほうがよさそうです。特に重要なのはセットアップ手順を出すために PowerShell で有効化する必要があるというところですね。
この辺りは情シス部門がきっちり対応していく必要があるでしょう。
ちなみに対象となる Teams Rooms デバイスは以下の Learn に記載があります。
インテリジェントスピーカーにチェックが入っている機種ですね。
実際 6 機種くらいしか書かれていないようなので、まだまだ高根の花の状態みたいですが、これが一般に普及してくると、会議室での打ち合わせが楽になりそうなんですよね。
ぜひ機種の拡充、お願いします!
音楽:Jumping cracker