Windows Server 2025 もインストールできたので、やっぱり気になる Internet Explorer への対応状況を見ていきたいと思います。
Internet Explorer は Windows 10 / 11 でもすでにサポートが終了しており、今利用できる Internet Explorer は互換性の高い Edge の IE モードのみとなるのですが、スクリプトを活用すると UI を Internet Explorer 11 として動作させることもできるようになっています。
これが Windows Server 2025 でも動作するのか気になるところです。
というわけで早速試してみました。
まずは VBScript を以下の内容で用意します。(そもそも VBScript も EOS が間近に迫っているんですけれどね、、、)
Dim objIE
'IE(InternetExplorer)のオブジェクトを作成する
Set objIE = CreateObject("InternetExplorer.Application")
'IE(InternetExplorer)を表示する
objIE.Visible = True
'指定したURLのページを表示する
objIE.Navigate "https://docs.microsoft.com/ja-jp/"
用意が終わったらあとはこのスクリプトを起動するだけです。
というわけで、 Internet Explorer 11 の UI がめでたく起動しました。
Learn のページを表示しているのですが、当たり前ながらサポートされないページとして表示されています。
バージョン情報をみてみると、、、
ちゃんと Windows Server 2025 になっていますね。よくよく見ると Internet Explorer であって、 Internet Explorer 11 とは記されていないですね。バージョン表記がなくなったバージョンということですね。
インターネット オプションを見てみると、 TLS1.3 にも対応しており Internet Explorer がサポート対象だった時よりも新しい状態になっているように見えます。( IE11 は TLS1.3 はプレビュー対応しかしていなかったと思うんですよね。)
Cloudflare の TLS1.3 チェックを行うサイトにアクセスしたところ、 TLS1.3 接続を確認することができました。
https://www.cloudflare.com/ssl/encrypted-sni/#results
チェックするためには信頼済みサイトへの登録が必要となります。(それでも、スクリプトは動作しないのですけどね。)
ただ、まだ完成度は低いようで、タスク マネージャーを Internet Explorer が開いている状態で開くと、 5 秒程度で停止してしまうようです。
この辺りは新しいバージョンで改善されるとよいのですが。
このような形で、 Internet Explorer を動かすことができました。
新バージョンへの移行は過去の追随がやっぱり重要になってきます。これはうれしい動作でしたね。
音楽:Train Search