Windows を利用していると様々な機能が UI ベースで用意されており、何度も行うような操作にはちょっとしたスクリプトを書きたいと思った方は多くいらっしゃったのではないでしょうか。
そんな時に活躍したのが VBScript というVisual Basic をベースにした機能です。
これを使うとメモ帳一つでブラウジングの自動化などができたので重宝したんです。
この VBScript が 2023 年 10 月 10 日に行われた非推奨機能一覧更新の中に入ってきてしまったのです。
https://learn.microsoft.com/en-us/windows/whats-new/deprecated-features?WT.mc_id=WDIT-MVP-5002496
ここにあるように当面はオンデマンド機能( FOD )として提供は続くものの、いつ EOS となるかわからない状態になった形です。
この VBScript は私も Windows 11 で Internet Explorer を起動するために利用してたりするのですが、とても便利なんですよね。
ちなみに上記の画面を出すコードはたったの 4 行で行えるのです。
Dim objIE
'IE(InternetExplorer)のオブジェクトを作成する
Set objIE = CreateObject("InternetExplorer.Application")
'IE(InternetExplorer)を表示する
objIE.Visible = True
'指定したURLのページを表示する
objIE.Navigate "URL"
ただ、過去にはここに Paint も仲間入りしていたことがあり、結局終了が取り消されるというケースもあったので、実際にどうなるかはこれからの利用度合い次第なのかなと思われます。
VBScript は Internet Explorer と共にその役割を終えたとも考えられますが、今後の動きを注視していきたいですね。
音楽:戦争-敗退