今週も Insider Program は元気に更新が続いています。
今回は Canary 、 Dev 、 Beta のそれぞれがバージョンアップしました。
Canary Channel : Build 26016
Dev Channel : Build 23606
Beta Channel : Build 22635.2915
Beta Channel の今回の追加点は Dev Channel で提供されていたところまで全体を引き上げるという程度の変更となっていました。
Windows 365 関連が Beta Channel で提供され始めたこと、音声アクセスのサポート言語の範囲が増え、マルチディスプレイなどでも扱えるようになったことが大きな変化点です。
Canary Channel では Windows Protected Print Mode という新たな機能がアナウンスされています。
mopria というモバイル印刷向けの規格のみを利用可能とすることで、個別ドライバーの流入をなくすことができるようになった機能です。
モバイル側に合わせることで安全性を格段に高められるという判断のようです。
確かにデバイスドライバーを都度入れる運用は大変だったので、これは大きな変化かもしれません。
Dev Channel は Beta Channel に似ていますが、音声アクセス以前にあった Windows 音声認識が廃止される機能としてマークされたようです。
サポート終了となるダイアログが表示されるといった具合です。
実際はまだ使えるのですが、音声アクセスに切り替えていけ。ということで、以下の URL がアナウンスされているということですね。
音声アクセスを起動するとこんな感じです。
まだ英語しか使えないんですよね汗(なお Beta Channel では今回の更新でドイツ、フランス、スペイン語に対応しています。)
初めて利用する場合はダウンロードからですね。前に一度試したことがあるのですが、 Insider を更新したからか、またダウンロードが表示される状態になっていました。
ダウンロードが終わればマイク設定ですぐに使えるようになりますが、チュートリアルも用意されています。
Start guide を押すとチュートリアルを起動できます。
こんな感じに各項目に書かれているクォーテーションの中を読んでいけばよいのですが、なかなか認識が難しいですね。
発音って大事と再認識させられます。涙
また、そのほか Microsoft Copilot のアイコンから PRE の文字が消えていました。
しかしアプリを起動すると PRE の文字が残っているのでまだ県粗油している状況というのは変わらないのかも知れません。一応 2023 年 12 月 1 日からリリース版 Windows では GA しているので、先行機能がどんどん追加されるというイメージでとらえておくとよさそうです。
最後に、今年最後の ISO ファイルも提供がなされています。
https://www.microsoft.com/en-us/software-download/windowsinsiderpreviewiso?WT.mc_id=WDIT-MVP-5002496
冬休み中に使ってみろということでしょう。少しずつ機能が追加されているので、一度おさらいしておくというのも必要かもしれませんね。
2023 年も あと数週間というところまで来ていますが、本年の Insider Program はこれで終了とのことです。
来年に向けて調査分析は怠らないようにしておきたいものです。
音楽:神秘の王宮