Microsoft 365 Viva Engage プライベートメッセージを抑止する機能が追加されるようです

Viva Engage の全身だった Yammer は、 Microsoft の中でも買収後長期的に利用されてきた数少ないシステムでした。

そのため、独自に進化した機能がなかなか切れずに 2012 年に Microsoft 傘下となった後も 2023 年に至るまで 11 年間も手が加わらなかったものも当然のように存在しています。

そんな状態の中、 2023 年 11 月、プライベートメッセージを利用できなくするための機能がリリースすることになったようです。

プライベートメッセージはその名の通り、 Yammer ( Viva Engage )ネットワーク上でのみやり取りできるメッセージで、ちょうど Teams チャットのような役割を主眼に置いた仕組みでした。

近年は Teams が主要機能として利用されていることもあり、重要度が低くなったということでしょう。

設定については 2023 年内は Yammer の管理センターに、 2024 年以降は Viva Engage の管理センターに置かれることになるようです。

場所は以下から遷移した先となります。

設定 - 管理センターを開きます。

管理センターのテナントの設定に入ります。

その他にある Yammer 管理センターが 2023 年 11 月に設置される場所となります。

おそらく 2024 年はこの画面に項目が追加されるのでしょう。

Yammer 管理センターに入ると有効化されている機能として以下が表示されていました。

ここにはまだプライベートメッセージ抑止の機能がないのですが、そのうち追加されるということなのでしょう。

実際はこの機能、無効にしなくても困ることは少ないと思います。

しかしながら、コミュニケーションするパスが増えると見逃してしまったり、検索で横断的に探すことができないといった理由からまとまっていたほうがユーザーにとって便利であることは間違いないでしょう。

ぜひこの機にどういった状態が良いか検討してみていただき、設定を行うかどうか決めてみてはいかがでしょう。

音楽:いばりんぼうアポロ