2023 年現在の SharePoint はほぼポータルサイトとファイル共有の機能で成り立っているのですが、オンプレの時代にはデータを一点に集めてデータベースのような使い方をするという構想がありました。
実際は速度が遅くて実用にはつらかったのですが、 2023 年まで機能自体は使えるようになっていたのです。
しかしながらここにきて、この周りの再構築が検討され始めたようで、 Business Connectivity Services を終了させる話が出てきているようです。
Learn によると 2024 年 9 月 30 日の EOS を目指しスケジュールを作っているとのこと。
手始めとして 10 月 30 日に BCS を止めるためのブロック機能が用意されるとのこと。
ブロックを有効にして、利用されないようにしておくためには PowerShell で設定を行っておくようにしておきましょう。 逆に使いたい場合はこの設定が false になっていればよいということですね。
Connect-SPOService -Url https://テナント名-admin.sharepoint.com
Set-SPOTenant -BusinessConnectivityServiceDisabled $true
個のコマンドレットを実行する前に最新の SharePoint 管理 SDK を入れておく必要があるので以下のコマンドも忘れないようにしておきましょう。
Install-Module -Name Microsoft.Online.SharePoint.PowerShell
Update-Module -Name Microsoft.Online.SharePoint.PowerShell
ちなみに BCS は以下の管理センター機能で制御していました。
https://テナント名-admin.sharepoint.com/_layouts/15/online/AdminHome.aspx#/classicFeatures
その他の機能扱いなので、知らない人も多そうな機能なんですよね汗
その先の画面はこんな感じでかなりさっぱりしています。
色もないので、扱いがよくわかる感じですね。
というわけで、利用されていた方は今後、 Power Apps などで機能を作りこむように考えておきましょう。
音楽:クラクラ