Microsoft 365 SharePoint の Twitter アプリの EOS が確定しました

2023 年に入り、運営方針の変更であたりをにぎわせた Twitter ですが、利用規約SharePoint 上の Web パーツにそぐわなくなったということで 2023 年 9 月での EOS が決まったようです。

情報の集約に利用していた人は一定数いたと思うので、この決定は残念ですね。

案内は Microsoft 365 メッセージセンターにあったのですが、内容は Web パーツ一覧からの削除とサポートの終了。ということなので、パーツ自体をアンインストールするイメージではなく、今後配置ができないように入口をふさぐという方向になったようです。

ほしい情報が表示されるかは状況次第になっているということもあるので、この方針は致し方ないところかなとは思います。

いち早く Web パーツ一覧から除外したい場合は以下のコマンドレットを PowerShell から実行してみるとよいでしょう。 Twitter パーツの GUID は f6fdf4f8-4a24-437b-a127-32e66a5dd9b4 となっています。

$spURL = "https://tenant-admin.sharepoint.com"
Connect-SPOService -url $spURL
Set-SPOTenant -DisabledWebPartIds @("f6fdf4f8-4a24-437b-a127-32e66a5dd9b4")

ちなみに私、 PC を再インストールしてから SharePointPowerShell モジュールをインストールしていなかったのですが、どうも OneDrive 同期をかけていたおかげで以下のようにアクセスが行える状態になっていました。これは同期の思わぬ副産物ですね。

スクリプト許可がない状態だったので、信頼されていない~という文言が出ています。発行元が信頼のおけるところであれば、 A や R を押して実行していきましょう。

相手はクラウドの仕組みなので、こういうことはよくあると思うのですが、大手で起こるのは意外ですよね。

こういった問題に備えを行っていく必要が現代では出てきているということなのかもしれません。

音楽:Sleeping Wolves