当初 2023 年 9 月頃のリリースを目指すといわれていた Teams 2.0 ですが、ほぼ予定通りの 10 月 5 日付けで Microsoft Teams 2.0 がリリースとなりました。
上記にもあるように、一番の目玉は高速化とフットプリント(メモリ使用量)の削減です。今までの Teams は参加チームが増えるごとにメモリ使用量が増え、数ギガバイトを占領することも多かったのですが、この辺りの考え方が大きく変わっています。
チーム数が少ない状態ではありますが、 500MB を切る数値はさすがの調整力といわざるを得ませんね。
機能の入れ替えは数多くアナウンスされているのですが、特に気になるのはアカウントを追加する機能ですね。モバイルアプリでは切り替えは簡単にできていたので、アプリ版にも来るのを待ち望んでいたのですが、うまく実装されたと思います。
あと強く述べられていないのですが、同日に VDI 向けのモジュールがプレビューになったこともアナウンスされていました。
こちらは以下の Learn にも利用できる機能などが書かれています。
面白いのが以下のアドレス対比です。
今まではローカル PC のプロファイル内に存在していましたが、 Teams 2.0 は Windows Apps 内に置かれる形になっています。これはストアアプリということですね。
せっかくなのでアドレスを見てみました。
C:\Program Files\WindowsApps\MSTeams_23257.2616.2423.5046_x64__8wekyb3d8bbwe
こんな感じにファイルが格納されているようです。
過去バージョンは 10 倍くらいファイルサイズが異なりますね。
これはモジュール分割のためかもしれませんが。
以下のように大きく変化は行われていないのですがチームのログは上側が新しいものになるという改変がなされているので注意しておく必要があります。
そのほかは意外とすんなり受け入れられると思うので、ぜひ活用をしてみてはいかがでしょうか。今まだ」左上から切り替えられない人もこれから数か月をかけて順次リリースになると思うので、首を長くして待っておきましょう。
音楽:Aurora