Microsoft Teams を快適に利用するためには最初にチームを作成してから利用を開始するスタイルとなります。
このチームを作成するという点については今まで UI から一つずつ作っていくしか方法がありませんでした。
ここに、 PowerShell を用いたチーム作成方法が加わることになったようです。
すでにプレビュー版の PowerShell で利用できるようだったので試してみました。
まず必要なことは、 PowerShell 7 を導入することと、 プレビュー版の Teams コンポーネントがインストールされることでした。まだ、 Current 版ではコマンドレットが利用できないので注意が必要です。
利用にあたって覚えておきたいコマンドレットは以下 4 つです。
Install-Module -Name MicrosoftTeams -AllowPrerelease
Connect-MicrosoftTeams
New-CsBatchTeamsDeployment -TeamsFilePath "teams.csv のパス " -UsersFilePath "users.csv のパス " -UsersToNotify " 完了の通知先メールアドレス "
Get-CsBatchTeamsDeployment -OrchestrationId " New コマンドレットの戻り ID "
プレビューバージョンのモジュールを利用するので、必要に応じて以下コマンドレットで古いモジュールを削除する必要が出るかもしれません。
Uninstall-module -Name MicrosoftTeams -Force -Allversions
読ませるための CSV はヘッダーが必要でした。 2 行目から読まれる感じですね。
Visibility は英語のほか、日本語でも動作してくれました。
Template ID は以下アドレスのものが使えるとなっていたのですが、 retailStore を設定したところうまくいかなかったので、使えないものもあるようです。
ユーザーのイメージはこんな感じです。 User Full Name は使われず UPN 上がればよいみたいです。 Owner or Member には日本語は使えませんでした。
UPN のユーザーは既存に存在する必要がありました。
うまくいくと一瞬で以下のようなチームが作成されます!
テンプレートにあるチャネルは少し遅れてから適用されてくるようです。
利用方法の詳細は以下サイトにあります。
現在は一度に 100 個のチームが作れますが、今後 500 個まで同時作成ができるようになるようです。
うまく活用できればかなりの時間削減ができそうですね。
音楽:着せ替えドール