Microsoft 365 Teams Live Event がリリース終了となり Town Halls がリリースされます

現在 Teams は 新しい UI を浸透させる活動を進めていっているのですが、その一環なのか、 Teams Live Event が 2024 年 9 月 30 日をもって終了となることがアナウンスされました。

https://techcommunity.microsoft.com/t5/microsoft-teams-blog/introducing-town-halls-in-microsoft-teams-and-retiring-microsoft/ba-p/3925739?WT.mc_id=M365-MVP-5002496

そのため 10 月 5 日より、 Town Halls という機能がリリースされ、すぐに利用できるようになるということです。

Live Event は Yammer から引き継いだ機能で、その引継ぎの時もどちらを使えばよいのか。という点で混乱が起こっていた記憶があります。

一部機能が引き継がれなかったんですよね。

今回もリリース時点では PowerPoint Live の機能は搭載されないようで、新旧機能が入り混じったスタートとなるようです。

大きなところは以下のように書かれており、通常のライセンスで 1 万人、 Premium ライセンスで 2 万人のイベントを開くことができるようです。

テナント内でも 15 イベントまたは Premium の 50 イベントが最大平行数と、この辺りにも制約があるみたいですね。

逆にグリーンルームという今まで Premium にしか提供されていなかった、イベント開始前の待機場所が用意されたこと、 Teams Live Event では 20 秒あった遅延が 15 秒まで短縮され、さらに短縮できるように調整中といううれしい話題も上がっています。

この Town Halls ですが、おそらくこの部分に Town Halls が表示されることになるのかと思います。

残念ながらpublicプレビューも Teams 2.0 もこの表示はなかったんですよね。

なので実際のリリースを見てみる必要がありそうですが、いつになく急なアナウンスですよね。

実際この手のイベントは一度限りの利用がほとんどなのであまり困ることがないという判断が下ったのかと思います。上記以外にも変更点がいくつか書かれているので、利用されている方はこのブログをチェックしておくとよいでしょう。

考え方としては Teams ネイティブに持っていくということなので、歓迎していきたいところですね!

音楽:夏至