Microsoft 365 メール フローで DLP 処理の一部が利用できなくなる日程が決まったようです

Microsoft 365 では、その機能の動向を開設するため、メッセージセンターで日々開発している機能の動向を説明してくれています。

今回はその中で Exchnage メールフローの DLP 処理の一部が利用できなくなるというアナウンスが出ていたのでその内容を見ていきたいと思います。

2023 年の 11 月半ばに DLP 関連のアクションが一部削除されるという内容となっていました。

アクションは送信者への通知で、機密情報である場合、送信者の上書きの条件が無効になるみたいです。

というか、全体としては主に Exchange のルールを活用した設定はサポートを外れており、早期に Purview へ移動するように告知が出ていますのでこの変更の一環とということなのでしょう。

Exchange のルール設定は以下のアドレスから行うのですが、見ての通り情報バーで非推奨である旨が表示されていますね。

https://admin.exchange.microsoft.com/#/transportrules

同ページにルールがある場合以下のようにサポートされていない理由などが載っているケースがあるのではないでしょうか。これらは動いていないので、はやく Purview に切り替えていく必要がありますね。

しかしながら Purview は残念なことに E5 系のライセンスに含まれる機能なんですよね。行いたい内容によってはライセンスが必要になるケースというのも考えられるんですよね。メールの暗号化などはまさにこのケースに当たると思います。

期間的にはもう後がない時期になってきていることもあり、ルールの早急な見直しを行っていきましょう。

音楽:坂道のメロディ