Microsoft 365 Teams キャプション内の冒涜的な単語にフィルターをかけられるようになりました

2023 年 4 月、世間はリモートからハイブリッドな環境を目指し、2020年頃の状態に戻りつつありますが、 Teams をはじめとして、世の中の Web 会議熱は留まることを知りません。

そのような状態の中で Teams の進化が続くのも当然のこととなってきました。

というわけで 4 月の更新として Web 会議時に冒涜的な単語が発せられた際にキャプション上からその言葉を外すという機能が追加されたようです。

この機能は Teams クライアントから設定を開き、キャプションと文字起こしというページにある単語をフィルター処理すると書かれた項目をオンにすることで利用できます。この項目、既定値はオンになっているように見えました。

この項目をオンにしておくと、該当する言葉を見つけたら * といった表記でフィルタリングされるようです。 1 文字 1 アスタリスクとなるようなので、周りの文脈からどういった言葉が発せられたのか分かるようにはなっています。

以下いろいろ試してみたのですが唯一反応したのが以下です。

残念ながらほかの言葉ではヒットしませんでした。

こういった形でフィルターされると、後程読み返したりするときに不快な思いを軽減できるようになりますよね。おそらくこの機能はそういった機微な個所を狙ったものと思われます。

今後はフィルターする単語を決めるなどが行えるようになるとよいなぁと思いました。

2023 年 5 月中旬頃にかけて徐々にリリースされるようなので、機会があったらこの設定が入ったことを見ておくと良いかもしれません。

小さな機能ですが、こういうのを積み上げていってほしいですよね!

音楽:時の記憶