2023 年、 Windows 11 は更新プログラムにリブートを行う方針となったようです。
といっても一般ユーザー向けに案内されている年 1 回秋ごろの更新を変えるわけではなく、リリースの事前対応を確認するための Insider Program に変更を加えるというか内容となっています。
今まで Dev Channel だったものが Canary Channel となり、バグフィックスなどは変更情報が連携されなくなり、新機能のみにフォーカスを当てて情報を共有するという流れになりました。さらに API 変更や大幅な OS コアの変更はこの Canary Channel 向けに行われるようです。
新しく Dev Channel になるものは、今までの Dev Channel に安定性を加えたものとなるようです。今後の Insider はこの Dev Channel が推奨のものとなるということでした。
そのほかの Beta Channel と Release Preview Channel については細かく触れられていませんが、おそらくここ数か月行われてきたような変更を追認する形で、 現行リリースのバージョンアップが Release Preview Channel であることが明示化された感じでしょうか。
上記サイトの図を見ると変更なしとなっているのですが、定義は変わっているように感じます。
なお、それぞれの Build 番号は以下のように定義が変わっているので注意しておきましょう。
22000.XXXX が初代の Windows 11 で 22621.XXXX が 22H2 となっているため、 Beta Channel は 22622 以上の番号が与えられ、 Release Preview Channel は上記番号の XXXX 部分だけが変わるということになりますね。
なお、 Beta Channel は前回 Build 22621.1391 と 22624.1391 が出ているので、後者が継続されるイメージになるのかと思われます。
設定の変更はいつものように設定アプリから Windows Update を選択して Windows Insider Program を選択して行く形です。
Canary か Dev か悩むところが出てきそうですが、今後出てくるであろうそれぞれの差を楽しみたいですね!
音楽:CAT'S DELICACY