久々に Microsoft 365 Exchange の話題です。
今までもあったのですが、メールの取り消し機能がパワーアップして帰ってくるようです。
2023 年 2 月から 3 月にかけて、メールの取り消しがクラウドベースになることが決まりました。
駒な感動作は以下の Community Blog に書かれているのですが、意識してみておきたいのは今まで既読となったメールは取り消せなかったのですが、この制限が撤廃されたことでしょう。
以下の表がどのような動作となるかを物語っています。
今まではクライアント側でメール操作が入ると取り消しが出来なかったのですが、この制限が取り払われるという感じですね。
メールの取り消しは、取り消したいメールを開いて情報から再送信または取り消しボタンから行うことが出来ます。
取り消しを実行するとこんな感じに状況までわかるように。
この画面は新機能が適用されていませんが、未読も既読も関係なく取り消せるようになるということですね。
リーガルホールド時はユーザー上取り消していてもシステムからは見ることが出来るとのことなので、監査的にも安心できる作りになっているようです。
この取り消し機能は管理センターから利用できないように変更することも出来ます。
設定 - メール フロー - メッセージの取り消しのチェックをオフにすれば動作しなくなります。
https://admin.exchange.microsoft.com/#/settings
この機能は同一組織内でのみ有効な機能となっていますが、これがやりたかった!という利用者は多かったのではないでしょうか。
うまく活用してみる側の手間を減らしていけるとよいですね!
音楽:Wilma