Windows 11 Insider Preview Build 25136.1000 リリース

今週も Windows 11 の Insider Build がリリースされています。

いつも通りの Dev Channel だけでなく、 Release Preview Channel も出ています。

Release Preview Channel は 22H2 に向けた要素のものとなり、 Build は 22000 から22621 に上がっています。(すでに Beta Channel で出ている Build 番号ですね。)

Release Preview は Insider for Business に入っていること、かつ Active Directory にはいいているなど、組織で管理されているという状態になることで 22621 が配布できるようになるようです。シーカーエクスペリエンスでの配布ということなので、 Windows Update の画面でインストールする必要があるようです。

さて、 Dev Channel ですが、こちらは Build 25136 となりました。

今回の更新では標準アプリの一部に新機能が搭載されていっています。

その一つはメモ帳です。

UI 上はあまり変わらないのですが、 Alt を押したときにショートカットキーの割り当てが表示されるようになったり、置換性能が高くなったりしたようです。(速度の改善がなされたようです。)

そのほか、メディアプレーヤーの音楽にある並び替えの種類に新しいものが加わっています。

「日付が追加されました」という項目です。笑

この項目はよくある日付順ってやつですね。

ファイル作成日時なのか、メディアプレーヤーに登録された順なのかはわかりませんでした。(いつも作成時に登録しちゃっていたので汗)

そのほか、エクスプローラーのナビゲーションペインが変更され、 PC に Windows フォルダーが消えるとか既知のフォルダー(ドキュメントや画像など)を表示した際のステータスバーがパスになるらしいです。これはかなりうれしいですね。今までコピーしても使いまわせなかったので毎回 Users の下に入ってパスを探していたのですが、これが簡単になるということになります。

さらにウィジェットのタスクバー表示について、天気以外のものを表示する機能が加わるようです。

以下の部分ですね。ここに株価などが出るみたいです。

Windows 10 の最後の方で出てきた興味とニュースに近い感じですね。

エクスプローラーとウィジェットは今後少しずつ展開されていくようです。まだ私の環境には来ていませんでした。

Release Preview にも 22H2 が来たことで、秋の更新の方向性が見えてきたことになります。 Windows 11 の本格導入はこの辺りから始まると思うので、組織の管理者はそろそろ本腰を入れてみていくとよいかもしれません。

音楽:Spirit of place