Outlook on the Web を利用していると右上に時折新着情報として新しい機能の概要が表示されることがあります。
今回そこを見ていたところ、カレンダーに色を付ける機能が取り上げられていました。
カレンダーはそもそも色がついているので、何を言っているのかと思い内容を見てみたところ、うれしい機能が追加されていることが分かりました。
じつは、色のカスタマイズが行えるという機能になっていたのです。
予定表右の三点リーダーから色を選択すると、新たにカスタムという項目が出るようになっていました。
というか、そもそも標準色の種類も増えていますね。もともと 8 色程度だったと思います。
カスタムを押下すると色の選択画面が表示されます。
カラーパレット形式ではなくフルカラーからの選択ですね。選ぶのが大変ですが、 Hex を入力できるため、利用したい色の値をどこかに持っておくとよさそうです。
色を変更すると下部にある予定表イベントのサンプルの色が変わり、どんな具合か見て取ることができます。色味は左側の太線、文字、背景色の 3 つで構成されるので選択したものがどのように表示されるかわかるのはよいですね。
変更を確定すると、個人の予定表の色が変化しました。
もちろん印刷画面でも変化は反映されます。これで大人数の予定を印刷しやすくなりますね。
この新機能の情報は以下のサポート情報にも記されているので参考にしてみるとよいでしょう。
しかし、予定表の色が拡張されるのは非常にありがたいですね。今まで色の数が少なく、予定表を並べてチェックするという点においてはちょっと使いにくいところがあったので。
実は Outlook のアプリ版ではこの色数の増加は反映されていなかったりします。
今まで Office はアプリ版を優先的に開発していたイメージが強かったのですが、 Excel の過去履歴のキャッチアップ機能など、 for Web により力が入っている感が強くなっている感がします。
流れとして Web 化は必須なのかと思いますが、組織利用でもこの考え方は意識しておいたほうがよさそうな感じがしますね。
音楽:鳥になって