Windows 11 Insider で Game bar のコントローラーバーが変化するようです

Xbox Insider という Insider Program をご存じでしょうか?
その名の通り Xbox 関連のリリース前検証プログラムなのですが、今回 Windows Insider の更新に合わせてコラボ機能が追加されたようです。

Win + G を押すと表示される Game bar に Windows Insider はコントローラー バーの~と文字が追加されているのに気が付くことができます。

ここでは表示だけされていて、かつ文字も尻切れなので何を言いたいのかいまいちわかりにくいのですが、簡単に言うと Game bar のコントローラーバーをゲームパッド接続時に自動的に表示できるようにするという機能が追加されたというものです。

この機能、利用するにはいくつかの手順が必要となるので、今回はこの機能を利用できるようにする設定を行っていきたいと思います。

まず以下の Store アプリをインストールしていきます。これは Xbox Insider Hub と言って、 Xbox Insider で提供される機能を有効化するためのものですね。

https://www.microsoft.com/store/productId/9PLDPG46G47Z

Get ボタンを押すと Microsoft Store が起動し、インストールすることができます。

インストール後は Xbox Insider Hub を起動してください。

起動した際のユーザーが Xbox Insider になっていない場合は Insider への参加を促されます。

参加ボタンを押すと利用条件が表示されます。

内容をよく読み、問題がなければ同意するを押していきましょう。

すると利用画面に移動します。続いて左ペインにあるプレビューを押していきます。

プレビュー を押すと Xbox Insider が利用できる機能がいくつか表示されます。

この中から Windows Gaming というボタンを押していきます。

参加ボタンを押します。

これで利用の準備は完了です。参加ボタンが管理に変われば OK です。

ちなみに管理ボタンを押すといつでもプレビューをやめることができるようです。この辺りは Windows Insider や Office Insider と異なり機能ごとに取り消しが行えるのが特徴ですね。

インストール系はこれで完了ですが、 Microsoft Store のライブラリで Xbox Game Bar の項目を見ておきましょう。

この Xbox Game Bar のバージョンが 5.722.5022.0 以上でないとコントロールバーの新機能は使えないようなので注意してください。

ちなみに Win + G を押すとこのような画面が表示されます。この画面の中央上部の左側が今回の変更機能となっています。

このコントローラー バー ですね。

通常はこのボタンを押すことでゲームを起動するためのショートカットを表示できるのですが、このボタンの役割をコントローラー接続のみで行えるというわけです。

以下は家にあったコントローラーをつなげた状態ですね。つないだ瞬間に以下の画面が表示されました。

ビジネス向けではなかなか使われない機能だと思いますが、 Insider 間の連携という意味では大きな意味を持つ機能になったように感じます。

環境がゆすればぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか。

音楽:甲斐の虎