以前お伝えした Teams の会議レコーディングが SharePoint 保存になった件ですが、 Stream とは異なり SharePoint のサイト容量を使っていくこととになります。
Microsoft 365 Teams の Web 会議レコーディングが SharePoint 対応になりました - ()のブログ (hatenablog.com)
このサイト容量の減少をフォローすべくか、会議録画の有効期限に関する設定が用意されるようになっていました。
設定の場所は Teams 管理センターの会議 - 会議ポリシー内にあるレコーディングとトランスクリプトという項目内になります。
https://admin.teams.microsoft.com/policies/meetings
手元のグローバル設定は 60 日の期限が設けられていたのですが、 docs を読んでいくと 120 日の期限が最新の規定値となっているようです。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/MicrosoftTeams/meeting-expiration?WT.mc_id=M365-MVP-5002496
この中に興味深い記述があったので取り上げておきたいのですが、マイクロソフトの調査によると会議の録画を閲覧する可能性は 60 日後には 5 % のファイルが見られるのに対し、 110 日後には 1 % 程度まで減るようなのです。
この設定を会議ポリシー側に設定しているということは、閲覧される可能性は会議の種類により増減するものだということでしょう。
詳細は書かれていませんが、重要な会議や技術の教育ウェビナーなどはこの後から見返される対象になりそうな感じがしますよね。
ポリシーは会議主催者に割り当てるものなので、こういったある程度公式な会議だと会議設定者が決まっていそうだということも大きなポイントかもしれません。
録画については削除しない設定も可能であるため、必要に応じてとるポリシーを選びたいところですね。
この設定を見逃すと 数か月でファイルが消えていくことになるので、今一度設定値を確認しておくことをお薦めします!
音楽:Jade