Microsoft 365 Apps では、 Office アプリのポリシー配布方法として AD のポリシー拡張以外にクラウドポリシーの配布という手段を選ぶことができます。
近年 Microsoft 365 Apps の管理を検討された方は config.office.com からポリシーの配布を考えたことがあるのではないでしょうか。
このクラウドポリシーはその名の通りクラウドからポリシーを配布することになるため、クラウドが正常に動作している必要があります。
それを確認するための機能として、ポリシーの構成画面内に正常性状態というものが用意されていました。
Microsoft 365 Apps 管理センターのカスタマイズよりポリシー管理を選ぶと出てくる項目ですね。
https://config.office.com/officeSettings/officePolicies
この正常性状態の項目は、 3 月中旬をめどになくしていく方針であるとのアナウンスがなされていました。
ではどのように正常に動いているの確認すればよいのか。というところですが、現在のところ代替手段は用意されていないようです。
今後については管理センターのサービス正常性に移管されるようなのですが、、、
Microsoft にしては珍しく代替機能のリリース予定を決めぬまま終了させる方針ということになっていますが、これはおそらくあまり利用されていなかったということと、ポリシーが適用されなかったときの影響が限定されるからということなのでしょうね。
こういうこともあるんだなーという感じですが、システムで監視をするような利用をされていた方は改修の検討を行っておいたほうがよさそうです。
音楽:さよなら