Microsoft 365 SharePoint の旧用語ストア機能が EOS となるようです

SharePoint Online はどんどんモダン化が行われていることは感じることが多いかと思いますが、また一つ古くからある機能が EOS を迎えることになったようです。

今回は旧用語ストアが 2022 年 9 月をもって廃止となります。

旧用語ストアとは、 SharePoint 管理センターにあるその他の機能内の用語ストアです。

直接アクセスするなら以下のアドレス帯ですね。

https://テナント名-admin.sharepoint.com/_layouts/15/TermStoreManager.aspx

アクセスすると、新しい用語ストアの案内が上部に表示されています。

新しい用語ストアはおなじ SharePoint 管理センター内のコンテンツサービスにある用語ストアとなります。

直接アクセスは以下のアドレスですね。

https://テナント名-admin.sharepoint.com/_layouts/15/online/AdminHome.aspx#/termStoreAdminCenter

ちなみに用語ストアでは、組織全体で管理する用語を管理することができます。

用語を管理しておくことで検索する際などに統一した内容で管理できることが大きいですね。

SharePoint はリストごとにもドロップダウンリストを作ることができますが、複数のリストでその情報を共有したい場合などにはこうした用語ストアのデータを利用するとまとめられるというわけですね。

詳細は以下の docs に記載があるので、利用したい方は一読してみるとよいかと思います。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/sharepoint/managed-metadata?WT.mc_id=M365-MVP-5002496#term-store-management-tool

なお、旧用語ストアと新しい用語ストアともに同じデータを扱う形となります。

そのため今回の EOS では大きな混乱は起こらないかなと思っています。

最近は用語ストアよりも Viva トピックのリソース識別という手もあるので、いつまで使われることになるかは若干わからないところもありますが、うまく活用して行きたいところですね!

音楽:BlueCat