portal.office.com へアクセスした際、いつもと雰囲気が違うなと思ったら以下のダイアログが表示されました。
というわけで数年に 1 回程度行われるポータルの更新がやってきたようです。
今回はこの内容を見ていきたいと思います。
チュートリアルで内容を見ていきましょう。
最初に案内されたのは利用される頻度が比較的低いその他のアプリの検索方法です。
アプリ起動ツールを開くとすべて表示される?ということですかね。
いったん開いてみてみたのですが、今までと変わっていなさそうでした。
前回ポータルが新しくなった時も、起動ツールとトップが別のタイミングで更新されたケースがあったのでこの後更新されてくるのかもしれません。
次も同じようにアプリ起動ツールの内容でした。
管理センターがアプリ起動ツールの外枠になったと取れる内容ですが、これもアプリ起動ツールの表記が更新されるのを待つ必要性がありそうですね。
どのように変化するのかかなり気になるところです。
もしかすると左のメニューから管理センターが消えたというところかもしれません。
左のメニューに用意されたアイコンからは SharePoint や Yammer といったところがありません。
OneDrive へのリンクもないので、かなり大きく舵を切ったように感じます。
続いて作成ボタンに関する表記です。
簡単に言うと、今までポータルホームに表示されていた Office ファイル作成がこのボタンに集約されたというところです。
ポータル自体の役割は編集していたファイルの一覧。というところを中心にしていくという中で追いやられてしまった感じですね。
その画面は以下のような形です。
各アプリを新規に作成するのと、テンプレートから選択していくという 2 つの方法から選ぶ形です。
残念ながら、メールの作成や Teams チームの作成、 SharePoint サイトの作成などは合流しておらず、チームコラボレーションの観点での作成は今まで通り個別に作成していくという流れになっています。
最後にコンテンツの管理が表示されました。
個人用コンテンツというボタンですね。
この画面はポータルホームと同じような形ですが、左ペインが追加された形になっています。
特段新規に見える機能は多くなさそうでしたが、ローカルファイルという箇所がちょっと気になる内容となっています。
Windows システム環境設定でローカルファイルへのアクセスを有効にする必要がある。となっていますが、この設定の個所はわかりませんでした。
Windows の設定アプリには逆に Windows Search にクラウドコンテンツを含める設定があり、これの逆パターンの話だと思うのですが、どのようになっていくのかとても興味がありますね。 Bing と合体して Microsoft Search もあるので、どれを軸に組み立っていくのかで選択肢がいろいろできてそうです。
ちなみにホーム画面はこのような形になりました。
クイックアクセスの下にある切り替えボタンで表示させる内容を切り替えることができます。
新たにフィルターを追加する機能も用意されていました。
ところで、別のテナントに入ったときにはここまでに紹介した 5 つ以外に、アンケートを取る 6 枚目のダイアログが表示されるパターンが出てきました。
テナントによって一部の表記が変わるようにできているのかもしれませんね。
音楽:怨狼の牙