今日、 Teams を動かしていたら見慣れない文字がアイコンにくっついていたことに気が付きました。
この P という文字がそれなのですが、何なのかいろいろいじっていたところ消すことができました。これによって何の文字なのかが分かったのですが、プレビューの P だったようです。
開発者プレビューの機能を有効化することでこのマークが付与される形ですね。
開発者プレビューは新しい機能を事前に確認するための設定ですが、これを有効化しているとサービスレベルの規定から外れます。
簡単に言うと Windows Insider や Office Insider と同様にサポートなし状態で使えるという感じですね。ただ、今まで利用している中では致命的に使えないということもなかったため、それなりの状態でのリリースとなっているように感じます。
この設定を有効にして Teams アプリの再起動を行うと、 P の文字が表示されました。
なお、このプレビューは最近になって Office Preview と連動できるようになったとのことです。
Office のプレビューはグループポリシーなどで設定しておくと管理がしやすいため、積極的なバージョンアップを行う組織ではプレビューも含めたリリースリングを構成していると思います。
その場合 Teams も併せて設定しておけるのは良いですよね。
なお、この設定は Microsoft Teams 管理センターのチームにある更新ポリシーから設定可能です。
Windows 11 がでると若干機運が下がるかもしれませんが、 WaaS の運用においてリリースリングの構成は結構重要だと思っています。
リリースリングの運用を行っていない場合はぜひこのタイミングで取り入れてみてはいかがでしょうか。
音楽:Dance of curse